【映画】『エンジェル ウォーズ』の感想

エンジェル・ウォーズ (原題: SUCKER PUNCH) [DVD]

今日GIGAZINEの下の記事を見て思い出しましたが

セーラー服+美少女+日本刀=「エンジェル ウォーズ」本編冒頭5分間ムービー公開、最初から全力の映像美で中二病 – GIGAZINE

 

4月の27日に映画『エンジェル ウォーズ』を見たので感想を書いておきます。


あらすじ

母の死後、継父から妹を守ろうとして誤って妹を撃ってしまい。継父の陰謀によって精神病院に入れられてしまうベイビードール。そこは地獄のようなところだった。ベイビードールは仲間をあつめ精神病院を脱獄しようとする。


感想(ネタバレ注意)

はじめからとても重たい話だった。話はかなり分かりづらいので見人をかなり選ぶと思う。内容より映像を楽しむ作品。間違ってもデートで見に行くような作品ではない。『ウォッチマン』の監督の作品らしい。『ウォッチマン』はこの間弟の家でWOWOWを録画したものを見せてもらった。昔ヒーローだった人達が時代と共に必要とされなくなり駆逐されていく話だった。オープニングがボブディランの歌で多分"The Times They Are a-Changin’"だったと思うけどこの歌が映画の内容とマッチしている。

話を戻して、『エンジェル ウォーズ』の話の内容は見る人によって受け取り方がだいぶ違ってくるのかも知れないと思うが私が感じた通りに書くと内容は本来R15指定とか付くような悲惨な話を抽象化してそのなかで更に主人公が妄想している感じの作りになっている。

そのまま描けば精神病院の中で性的な暴行を受けているであろう少女達が精神病院から脱獄するというひどい内容の話を、明るい感じの劇団風売春宿にイメージ映像化している。脱獄の為のアイテム集めはベイビードールが男をとりこにするダンスを男達に披露している隙に他の仲間がアイテムをゲットするという表現になっている。そしてその最中は例のCG満載の戦闘映像という表現になっている。

映像をそのまま受け取れば単なるアクション映画にもなるし、色々深く考えれば実はかなりヘビーな内容の映画だと分かるように成っている。

キャスティングなどはとてもいい感じだと思う。全く前情報なしで見に行ったのでSFなのかと思ってたら全く違ったので個人的にはちょっと残念。普通にSFしていれば個人的にはもっと面白いというか好みの作品になるのではないかと思った。

そもそも弟がこの映画見に行くからというのでついて行ったのだが、弟はIMAXシアターなので3Dのつもりで見に行ったら3Dじゃなかったというオチでまた3D映画を見損なって個人的にはそこが一番残念だった。

久しぶりに映画館で映画を見たが最初は画面が大きくて丸く歪んで見えたがそのうち目が慣れてきて普通に見えるようになった。

平日の昼間だったこともありほとんど貸切状態でガラガラだった。

夜はラーメン屋で餃子を肴にビールを飲みながら映画の内容について弟と談義した。映画は見た後にこんなふうに談義出来ると楽しいですね。久しぶりに映画を見た後に誰かと談義することができてそれが一番楽しかった。

エンジェル ウォーズ

The Times They Are a-Changin' – Wikipedia, the free encyclopedia

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