ネスカフェ バリスタの調子が悪いので分解清掃してみた
今年の1月26日にネスカフェ バリスタを買ったのは下記の記事のとおりです。
ネスカフェ バリスタ買ってみた。【孔明の罠】 – KUMA TYPE
我が家のバリスタの型番はPM9630-Wです。
そして、約3ヶ月使った結果、調子が悪くなって来ました。具体的にどのような症状かというと
- モーターが苦しそうに回りながら止まってしまう。その後、どうにもこうにも行かなくなる。無理やり可動部を引っ張り出したり、回転させたら復旧したのでだましだまし使う。
- 味が少し落ちたような気がする。
- 復旧したはいいが、モーターは苦しそうに回っている。
- 清掃してみたが、そのうちやっぱり同じように止まってしまった。
- 電源を入れなおしてみたりしたが、今回は復旧しなかった。
- 清掃しようにも固まってしまうと、ドロワー部分が引っかかって外れなくなる。
買ってまだ3ヶ月なので、保証期間内ですが、修理に出した間使えないのは悲ので、もう一台かって壊れた方を修理に出そうかと考えました。
予想としては、粉などがパーツの清掃では取れない場所に入り込んで可動部が動きにくくなっているのだろうと考えていたので、分解して清掃できないものかと考えました。
そして、バリスタの分解清掃を行なうことを決意します。
最初に書いておきますが、バリスタの分解はかなり大変です。ちょっと気軽にやってみようという感じではありませんので、かなりの覚悟の上で自己責任で行う必要がります。バリスタを分解修理する場合は、サイドのパネルの爪は破損させるのを前提で作業するのが無難です。
この記事を読んで、同じようにやってみて失敗しても、私は責任は負えませんので、バリスタの分解清掃は自己の責任において行なうことをお願いします。
保証期間内の場合はメーカー修理をおすすめします。
もしも、この記事を見て分解清掃してみようと思った場合、いきなり読みながらやるのではなく、一度記事に全部目を通してから、自分なりの手順を考えて行なってください。作業が前後してしまっている場合があるため、一度目を通してから改めて読みながら行なうことを推奨します。
バリスタを分解するにあたって、きっと同じように分解清掃を試みた人がいるだろうと思い、分解の仕方を検索してみました。
参考にさせていただいたサイトは上記の3つ、他にも色々検索しましたが、肝心のどんな道具を使えば分解できるか買いてないサイトが結構ありました。ピュアコードさんに「トルクスねじのT-10」としっかり書かれていたのでとても助かりました。
分解清掃した後、組み立てる時に、ホースがどこから出てどこに伸びているか、このパーツは、一体どこにどんな風に付いていたのか等、結構わからなくなるので、参考になるように写真を多用したいと思います。実際私も組み立て直す時に、自分でとった写真を見ながらかなり試行錯誤して組み立てなおしました。
ネスカフェバリスタですが、たった3ヶ月で壊れるのかと思われる方もいるかもしれませんが、はやり使用頻度の問題ではないかと思います。うちでは私だけでも1日5杯は飲むので、単純に90日x5杯=450杯となり、かなり酷使していることになります。インスタントコーヒーそのままよりは美味しいので、ファミレスでドリンクバーしたと考えると300×90=27,000円でかなり元はとっていると考えられます。壊れてもしょうがないかな的な気持ちです。ゴールドブレンドも80gを11本は軽く買っている感じでしょうか?一本500円として5500円分は最低でもゴールドブレンドを買っている計算です。
うちにはトルクスネジ用のドライバーが無かったので、車で近所コメリまでいって買って来ました。最近必要に迫られて、また車を運転するようになりました。
これが私の買ってきた精密ドライバーセットの内容です。1280円位でした。ドライバータイプの物が無かったので、これを買ってきました。
注意点としては、上のセット内容を見ると分かるように、トルクスネジには2種類あって、穴付と穴なしが有ります。穴付は中心に穴が開いています。これはトルクスネジの中心に突起があるものと無いものがあるからで、バリスタのトルクスネジは突起があるので穴付のトルクスネジのドライバーを購入しないとうまくトルクスネジを回せないことになります。
また、分解には一部にプラスのドライバーが必要になります。私が買ってきた精密ドライバーセットでは、ソケットの部分が引っかかって入りませんでした。普通の太さで長めのプラスドライバーを用意しておいたほうがいいです。私が用意した#1の太さのプラスドライバーでは、ネジ山が合わなくてネジの開け閉めがやりづらかったので、#2や#3の大きさのプラスドラバーを用意しておいたほうがいいと思います。
最初はコーヒータンクを外した所に見えるトルクスネジ4本を外します。
トルクスネジを拡大するとこんな感じです。といいますか、こうやって見るとコーヒーの粉末等でかなり汚れているのが分かります。
買ってきた精密ドライバーを組み立てたところです。先端がT10の穴付トルクスネジです。それをシャフトがバネっぽいソケットに接続しています。バネっぽいので少ししなります。直角にドライバーを入れにくい場所には使いやすいかもしれません。それを更に取っ手になる部分を接続しています。
これで、簡単にバリスタのトルクスネジを外すことが出来ました。ただ、やはり取って部分が細くて回しづらいですので、手に入るのであればドライバータイプの物を購入したほうが作業効率は良いと思います。
トルクスネジを4本外して、バリスタ上部が外れました。バリスタの操作パネルと蓋の開閉センサーへ2本のコードが伸びているので、これを引きちぎらない様に気をつけます。
コードと2本のホースが有ります。コーヒータンクが回転する周りにかなりコーヒーの粉がこびりついているのが分かります。
分解しないと絶対に見えない場所にコーヒーがこびりついているのが分かります。また、猫の毛みたいなものまで入り込んでいます。
バリスタの上部が外れて、ひっくり返して横に倒しています。コードがつながっているので、完全には分離出来ていません。またホースが2本見えます。一本は背面から前方に伸びています。ミルクを泡立てるお湯を噴射するノズルに接続する為のホースの様です。もう一方は背面手前から出て、再度本体内部に向かって入っています。コーヒーを淹れる方のお湯のホースの様です。真ん中の丸いところは、コーヒータンクの蓋が回転する部分です。
手前にトルクスネジが二つ有ります。この二つのトルクスネジを外すと、コーヒータンクを回すための回転盤が入ったこの部分の内部にアクセスできるようになりますが、この部分は更に普通のプラスの長いネジ4本で本体に固定されているので、そちらも外す必要が有ります。
そして、他のサイトでも口々に言われている最難関である、側面のパネルを取り外す作業です。これは色々やってみましたが、やっぱり私にも無理でした。一体どうやって外すのか謎ですが、側面パネルから爪が2本、本体側に伸びていて、それぞれ内側を向いている爪が、上の写真の赤丸の箇所に差し込まれて引っかかる様になっていて強固に固定されています。
上の様に、パネルから2本の爪が本体方向に垂直に伸びています。赤い線は爪が内側に向いているのを表してみました。この2本の爪で本体を抱き込むようにして引っ掛けるので、ちょっとやそっとでは外れません。内側から外方向に爪を押してあげないと外れないわけですが、そんな隙間もないので、本来はかなり特殊な専用の工具で開けるのではないでしょうか?
1時間ほど色々やってみましたが無理だったので、意を決して力任せに引っ剥がしました。電源ボタンがある側は、運良く爪が折れること無く外れました。が、しかし、反対側のパネルは2本とも、爪が折れてしまいました。
しかし、折れなかった方の2本の爪も結局は自分で折りました。そのうち又同じように分解清掃することになるだろうし、その時又同じように時間掛けて開けることなど考えられないので、簡単に開けられるように、この際と思いペンチでへし折りました。
ものすごく簡単に外れるというか、外れやすくなってしまいましたが、一応は、パネル下の爪と上の爪で本体に固定できる状態なので、まあいいかと思っています。
電源スイッチの部分は、スイッチにプラグっぽいのが刺さっているようにも見えるので、ペンチで引き抜けば外れそうな感じもしましたが、壊れると困るのでやめておきました。パネルがくっついた状態なのでかなり邪魔でした。
私はサイドのパネルが付いた状態で取り外しましたが、バリスタの背面にもトルクスネジが2本あります。もしかしたら外さなくても大丈夫かもしれません。必要だったらここのネジも外してください。
バリスタ背面側の下部にある赤丸の箇所のトルクスネジも左右外しましたが、必要なかったかもしれません。必要なら外してください。
バリスタの上部を取り外した後に、普通のプラスネジが四隅にあります。上の写真の赤丸はそのうちの一つです。
上の写真の赤丸の四ヶ所に、普通のプラスの長ネジがあります。プラスドライバーのサイズが#1では細くねじ山が合わないので、ネジ山を壊さない為に、出来ればそれ以上(#2や#3)の太さのドライバーを使って開けてください。穴は深めですので、軸の長いものじゃないと届かないです。この部分を取り外したり、つけたりするのは結構厄介です。ほんとにバリスタは複雑な作りをしています。
ネジを全部外すと、その箇所が取り外せます。そしてその部分は上下に別れて、中からは上の写真のようにコーヒータンクの蓋を回すための歯車と、コーヒーを淹れるための撹拌部、ミルクを泡立てるためのノズル部分などが出てきます。それぞれのホースは差込口に差し込まれ針金で固定されています。上の写真では既にホースを引きぬいて分離しています。
歯車にコーヒーの溶けたものがべっとりくっついているのが見て取れます。
分解できたので、ドロワーや撹拌部とフィルターを取り出すことができ、お湯に浸け置きしました。
コーヒータンクの蓋を回す歯車や撹拌部、お湯を噴射するノズル部分等もコーヒーでべっとりなので、お湯に浸け置きしました。歯車が格納されていた部分もコーヒーで中がベットリでこれが、可動部分が引っ掛かり動作不良を起こす原因だと思われました。この部分もお湯に浸け置きしました。
さて、本体向かって右側の側面は基盤があり、ハイテクな感じになっています。
バリスタ上部の操作パネルと、ふた開閉センサーからの2本のコードは上の写真の赤丸の箇所に接続されています。両方共ラジオペンチなどで慎重に引き抜けば外れます。私は取り回しが楽になるように外してみましたが、コネクタが痛む恐れがあるので心配な人は触らない方がいいと思います。
そしてこれが、バリスタの上部を外し、更にその中の蓋を外し、コーヒータンクを回転させる歯車と撹拌部を取り出した後の状態です。コーヒーの粉が内部に散乱しているのがわかります。また、手前の撹拌部がスライド移動するレールの部分に溶けたコーヒーがこびりついているのが分かります。これが、モーターが苦しそうな音を出したり、可動部が固まって動かなくなった事の大きな原因であると考えられます。
こんな処、分解しないと絶対に掃除できないわけですけど、ネスカフェさんも、もうちょっと内部の清掃をしやすくするか、分解しやすいように対策して欲しいと思います。バリスタは、かなり本体内部にアクセスししにくいように作られているのが分かりますが、その理由はどこにあるのでしょう?
兎に角この部分も清掃したいわけですけど、拭き掃除よりどうせならこの部分も浸け置き洗いしたいです。
コーヒータンクの蓋を回転させる歯車を回す小さい歯車です。モーターに直結しています。手前に見えるセンサーは、コーヒータンクの蓋を回転させる歯車の位置で押されて反応するように成っているようです。
撹拌部がスライド移動するレールの部分です。コーヒーの粉が散乱し、コーヒーが溶けたものがこびりついています。ここを掃除すれば、調子が良くなるのではないかと確信しました。この部分が分解しないと清掃できないのが残念です。このレールの部分も取り外して浸け置き洗いします。
小さい歯車は固定されていないので、上に持ち上げればそのまま外れます。すると、上の写真の赤丸の所に二つのネジ穴が見えます。普通のプラスネジだったと思いますが、ここを外すと、モーターと撹拌部レールの部分が分離されて取り外すことができるようになります。
撹拌部のレールの部分が外れました。コーヒーがこびりついて汚れが酷いので浸け置き洗いします。
撹拌部レールの部分がなくなってスッキリしました。コーヒータンクの蓋を回転させたり、撹拌部をスライド移動させるためのモーターがあらわになっています。コーヒーの粉が溜まっている部分は綺麗に拭き掃除しました。
こうなってしまうと、もう元が何だったのかわからないほどです。すこし、元に戻せるのか心配になりました。それから、普段は目が届かないところも拭き掃除しました。小さい歯車にも少しコーヒーがこびりついているようだったので、これも浸け置き洗いしました。
こんな感じでぬるま湯にしばらく漬けておきました。しばらく浸けておくとお湯が珈琲色に染まりました。その後、台所用洗剤で改めて洗いました。
洗った後水を切って、布巾で丁寧に拭いて水気を取り、しばらくテーブルの上で乾かしておきました。
正直、分解したの時の逆に組み立てる、と簡単に言えるほど単純な工程でもなくて、かなり試行錯誤しながら、少し組み立てた後に、「あ、こっちが先だった」というふうになりながら、何度か二度手間になりながら組み立てました。
最初はどこから手を付けるのか迷います。
とりあえず、最初は、この撹拌部のレール部分を取り付けることにします。
モーターはこの部分にネジで固定さされているので、外している時はプラプラしています。なのでモーターを手で持ち上げながらネジ穴を合わせて、レール部分にネジ留めします。
実は、コーヒータンクの蓋を回す大きは歯車と撹拌部はクランクシャフトで繋がっています。この大きな歯車が回ってコーヒータンクの蓋を開けながら、歯車につながったクランクシャフトによって撹拌部が内側に移動して、そこにコーヒーの粉が落ちる仕組みのようです。そして、また撹拌部が前にスライド移動してきて、お湯が注がれカップに落ちるというギミックに成っているようです。
この、歯車と撹拌部がつながったものを、一度落としてしまい外れてしまったので、一瞬壊れてしまったのかと思いましたが、三本のプラスチックのシャフトが撹拌部の穴に差し込まれ、軽く爪で引っ掛けているだけで、割と簡単に付け外しができる様になっているので、外れてしまった場合は写真を参考に接続してください。私は最初どうやって接続するのはわかりませんでしたが、撮っておいた写真を見ながら各パーツの向きなどから判断してなんとか接続出来ました。ほんと、写真撮ってなかったら、何がなんだか訳がわからない状態になるところです。
次に撹拌部に接続するホースを写真の様に通します。ホースもどこを通っていたのかすっかり忘れてしまっていたので、撮っておいた写真を見て確認しながら多分こうだろうという感じでやってます。
そして、撹拌部にホースを接続します。ホースを接続した後、ラジオペンチ等で針金を閉めます。しっかり留めておかないと後で水漏れすることになるのでしっかり留めました。
上から見るとこんな感じです。組み立てる時は、兎に角目に見える情報が欲しいものなので、画像を多用しておきます。
撹拌部と大歯車を収める蓋を取り付けます。私はここでパーツの取付の順番を間違えたことを後から気がついて再度この蓋を取り外すことになります。
先にこのミルクを泡立てるためのノズルを設置する必要が有ります、これを付けないで蓋を閉めてしまったのを後から気がついて、再度蓋を外すというミスをしてしまいました。
理由は上蓋とノズルを取り外す作業は父が行ったためです。私が試行錯誤しながら蓋を外しているのを見ていると、いてもたってもいられなくなるタイプの人なので、横から割り込んできてやらせろということになり、やってもらいました。
その結果、記事もいきなり蓋が外れた写真になって、ノズルも外れた状態になっているのはそのためです。
ノズルは噴射口を内側に向けて、このようにここに差しこむだけの様です。(この部分は私が分解していないのでよくわからなくて渋りました)
小さい歯車とセンサースイッチを載っけます。本当に載っけるだけです。
そして、蓋をしてミルク泡立て用ノズルにホースを接続して針金で留めます。この蓋の取付は結構手間取るかもしれませんが根気よくやってください。
分解した時とは逆に、手前のトルクスネジ2個とプラスの長ネジ4本四隅を閉めて固定します。
注意する点としては、写真の赤丸の部分のボックスが蓋に載るような形になっているので、取り付けにくい点。そして、手前の赤四角のところ、ここは下の白いボックスから上に爪が伸びていて(赤四角の左とホースの間に見えている白いやつ)、撹拌部が載るレールのパーツに噛むようになっています。ここがちゃんと噛んでないと、白いボックスがずれで、蓋を固定する長ネジの穴がずれてネジが閉まらないという事になってしまうので、うまくネジが閉まらない時はこの辺りを見なおしてください。
そして、バリスタ背面のトルクスネジを外している場合はそこも閉めます。
ほぼ組み上がってきました。バリスタ上部から伸びる配線を本体基盤に再度接続します。
とりあえず、バリスタ上部を載っけただけの仮組みです。これで、ちゃんとお湯が出るかを確かめます。
実際に電源につないで、水タンクに少し水をいれて、コーヒータンクは入れずにちゃんと稼働するか試してみました。
結果は無事動くようになりました。モーターも苦しそうではなく元気にウィンウィン言っています。
ここまで来たら感動モノです。
16:25頃から分解を始めこの時22:55分。一日がかりです。
蓋を壊さないで外そうと無駄な時間を使ったこと、洗った後乾くのを待っていた時間、上の蓋を外すのに手間取ったこと等で大きな時間が掛かっています。
まあ、一度やれば次からは短時間でできると思います。この記録も残しますし。
どうせ又、そのうち分解清掃することになると思ったので、この際折れていない方の爪もへし折りました。
そして、サイドのパネルを取り付けて、バリスタの上部も取り付けてトルクスネジ4本を閉めて無事組みあがりました。
サイドのパネルは、爪をへし折ったので、かなり外れやすい状態ですが、一応、パネルの上下の爪で本体に固定出来ます。
取り付けには最初少しだけ手間取りましたが、取り付け方のコツは、先にパネルの下の爪を差し込んできっちり位置合わせしながら上部の爪をはめる感じにするときっちりハマりました。
実際に運用テストをしてみます。最初の一回目コーヒーが出なくて普通のお湯だったので渋りましたが、その次からはしっかりコーヒーが出ました。動きも調子よさそうです。バッチリ直りました。
バリスタで淹れたカプチーノ。テストも兼ねて立て続けに3杯も飲んでしまいました。今日はずっと飲めなかったので美味しかったです。
と言いますか、分解清掃したことによって味も実際良くなりました。内部を清掃したことによるものなのかバリスタの動きが良くなったことによるものなのか、両方のシナジー効果によるものなのかはわかりませんが、実際に味が購入した頃の味になりました。使っているうちに出来上がりにムラ(味が好かったり悪かったり)が出来たりするのを感じていたのですが、それがいい方に傾いた感じです。
実際のところは撹拌部を浸け置き洗いしたことが大きいのかもしれません。
1日がかりで苦労しましたが、ちゃんと直って調子も良くなってよかったです。
追記:2013.11.11
バリスタですが、上記の分解清掃を既に何度か行っています。
しかし、上記の分解清掃を行っても、すぐに悪くなったので調べてみるとコーヒータンクが原因でした。
犯人はこのコーヒータンクです。何がどうなっているのでしょう?
コーヒータンクを裏返してみると、口の部分にコーヒーが溶けてこびりついたものがあるのが分かります。コーヒータンクも分解できるのではないかと思い分解してみます。というかこの部分の清掃についてはバリスタのマニュアルに記載されています。回すだけでカチッと外れるようになっています。
開けてみるとこんなことになっていました。溶けたコーヒーがこびりついて動けなくなっていました。
思うに、バリスタの調子が悪くなったら、まず、タンクを外してみて、それで動かして動かないようなら、バリスタ本体の分解清掃とコーヒータンクの分解清掃。
コーヒータンクを外したら動くようなら、コヒータンクを分解して清掃するようにすればいいと思います。
蓋の方はこんなにコーヒーがこびりついていました。本体を分解清掃しても動かないはずです。
綺麗になりました。分解自体は数回行えばもう慣れたものです。 余裕があれば、トルクスネジを普通のネジに交換すれば分解が楽になると思います。※コメント欄でご指摘を受けたようにねじ山が崩れ難いトルクスネジのままのほうが良いです。
組み立て完了。
試運転。
カフェオレが出来ました。
最近思うのは、手間はかかるけど、コーヒーの粉は撹拌部かカップに直接注いで、バリスタは湯沸し器兼ミルク泡だて器(ホイッパー)として使えば、粉が詰まること無く使えていいんじゃないかと思いました。面倒ですけどね。
というか、そういうギミックの少ないバージョンのバリスタをネスカフェさん、出してもいいんじゃないかと思います。
純粋にお湯を注いで泡立てるだけならコーヒーの粉がこびりついて動かなくなる事もなくなりますし。ユーザーもコーヒーの量を自由に調整出来ていいと思うんですよね。
ギミックが少ない分お安くおねがいします。ネスカフェさん。3千円くらいでw。
まあ、バリスタを魔改造するという手もありますけどね。
追記:2015/01/09
本日また久しぶりにバリスタを分解清掃しました。久しぶりに分解清掃すると水垢が白くこびりついて、普通に洗っても取れなくなっていたりしますね。こまめに分解清掃したほうがいいのでしょうがなにかうまく汚れを落とす方法がいいのですけど、軽くペーパーをかけるとかするといいのかもしれませんけど、削り取るのもあんまりどうかなーと思いますし、なにかいい方法があったら教えてください。次回に備えて自分でも何かググって方法を探しておこうと思います。
最近知ったのですが、巷ではバリスタの新機種TAMAというのが出ているらしいですね、横に太くなって小型化したみたいですが、水の容量は増えてるみたいです。掃除がしやすくなったのかは検索しても出てこなかったのでよくわかりません。メンテナンス性が良くなっていると良いですね。うちのバリスタはまだまだ現役です。やっぱり自分で入れるよりは全然美味しいので年末故障して今日まで分解清掃出来なかったので飲めなかったのは辛かったです。風邪で寝込んでいたせいなんですけどね。
久しぶりに分解清掃して気付いた点ですが、2回ほど組み立て順序を間違ってまたネジを外して組み立て直すというポカを2回もやらかして時間がかかってしまいました。
- 泡立て用ノズルをハメないで蓋を閉めてネジを留めてしまった。
- 側面のパネルをハメずに上の蓋を閉めてネジを留めてしまった。
この2回の失敗で再度ネジを外して分解後取り付けてまた組み立ててネジを締めるという愚行を2回もやってしまいました。気をつけてください。
今ならこれがおすすめ!
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こちらのHPのおかげで 我が家のバリスタも復活しました。
お役に立ててよかったです。
梅雨時は珈琲がこびりついてバリスタの不具合が起きやすいですね。
私も先日二回目の分解清掃をしました。
うちのも先週からエラー続きで、今日サポセン連絡して修理7千いくらと言われたので、分解修理することにしました。地力でやる前に参考になる情報を、と検索してこちらのページを見つけました。T-10のトルクスドライバーを持っていなかったので、こちらで紹介されていたまんまの工具を購入し、分解しました。サイドパネルはやはり爪を折って開きましたが、全体的にうまく行って、おかげさまで無事、元通り動くようになりました。大変助かりました、ありがとうございました。
この記事は写真が多くて書くのが結構大変だったので、その分他の方のお役に立って私も嬉しいです。
参考にさせていただき
無事に修理完了しました。
ありがとうございました。
無事修理出来て何よりです。
わたしもそろそろ三度目の分解清掃になりそうです。
ありがとうございます。非常に参考になりました。
ただ、分解清掃は、最後の手段にしようかと思います。
延命処置といいますか、かなり効果が期待出来る清掃方法があります。
・電源を切った状態で前面のパネルを外す。
・コーヒー供給タンクを外し、中の回転部を ”穴に指を入れて” 6時の位置まで時計回しに回転させる。
・前面から覗くと、攪拌部が奥へ移動しているので、攪拌部が前後移動する ”レール” を濡れティッシュ等で清掃。
・元の状態に戻す。
ここを訪れる人には、すぐに理解出来ると思います。
私は、こまめに この清掃を行う事で、 不具合を回避出来ています。
レールの手前だけ拭くことはあるのですが、奥の方まで拭けたらなーといつも思っていました。
確かに凄く効果がありそうです!いいこと聞きました。今度試してみます。
ありがとうございました。
エラーの原因がコーヒー供給タンクの下の回転部が途中でで止まってしまうことかなと思い、穴に指を入れて正常な位置に戻しながら使用していましたが、ついにそれでもうまくいかなくなりこちらのページにたどり着きました。 参考にさせていただき、T-10のトルクスドライバーの購入(近くのカインズで780円でした。)とサイドパネルの爪の件を覚悟して挑戦しました。
やはり、撹拌部が前後するレールにコーヒーがこびりついて動きにくくなっていたのが原因でした。今ではモータの音が軽やかになり至って好調で感謝!感謝!です。
Meeさんのコメントまで見てなかったので今度は試してみます。
お役に立てて幸いです。
Meeさんの方法はかなり効果があります。
レールの手前を頻繁に服だけでもかなり効果が有りますが、
それでも限界は来るのでその時は分解清掃になりますが、分解清掃の頻度をかなり減らすことが出来るのでオススメです。うちのバリスタも毎日5杯は飲んでますがまだまだ現役で頑張ってくれてます。
職場のバリスタ担当です。
お陰様で2時間程度で清掃できました!
動作もばっちりです。
奥のレールに相当コーヒーが溜まっていましたm(__)m
直って良かったです。
私も昨日久しぶりにお掃除しました。Meeさん方法を最近は使って延命していましたが、
どうにもダメに成ったので、分解清掃しました。お陰でまた軽快に動いていますが。
Meeさんの方法を使うと、長く内部を掃除しない分、内部の汚れがひどいことになってて、
こびりついたコーヒーや水垢がなかなか落ちなかったりするので、
滅多に内部を掃除しないのも問題かなーとちょっと思いました。
でも、分解清掃は面倒なんですよねー。
すごくわかりやすい。
私の毎日使っていたバリスタちゃんも不調。攪拌部が奥に行ってしまい分解しなきゃいけません_| ̄|○見ながら分解します(^-^)
だめだ
コーヒー成分の粘着で、途中で停止&両横からバンバン叩き復帰wを繰り返してました。
こちらの記事のおかげで、分解清掃に踏ん切りがつきました。
今は軽い動作音で動いております。ありがとうございました。
次回作業時は、記事にも書かれている通り普通のネジに交換したいと思います。
大変参考になりました。ありがとうございます。
分解・清掃を済ませて、いざ組み立てていきましたが1つ不明なところが出てきてしまいました。
センサースイッチは大きい歯車の横に設置すると説明がありましたのでわかったのですが、もう1つは何処に設置すれば良かったのですか?わからなくなりました。ご教授ください。
もう一つじゃわかんないですwww
せめてわかるようにかいて下さい。
文章の流れから見ると小さい歯車のことでしょうか?
だとすると、写真のとおりにモーターの上に乗っけるだけなので
迷うはずもないと思ったのですが、どの部品のことでしょうか?
すみませんww
センサースイッチの事です。全部で2つあるでしょ。1つは大きい歯車のすぐ横にあるのはわかっています。あともう1つあるセンサースイッチは何処に設置すれば良いのか、わからなくて困っています。
センサースイッチは位置検出用の1個しか思い当たらないのですが、他にも有りましたっけ?
同じバリスタでも型番の違うものが何種類かあるようなので構造が違うところがあるかもしれませんね
ちょっと私の方ではわからないので、下記のブログは参考になりませんか?
http://uzurakkyo.blog.fc2.com/blog-category-1.html
探せば他にも似たような記事があると思うのでそれらを参考にしてみてください。
わざわざありがとうございます。
色々参考にしてみます。
解体前に写真を撮っておけばと、今更ながら後悔しております。
ご丁寧な対応に感謝します。
ありがとうございました!
上の蓋の開閉する場所にスイッチはどうやって取り付けますか?教えてください。
水垢が白くこびりついて~というのは、クエン酸(100均でも洗剤コーナーにもあります)を水に溶かし、
キッチンペーパーとかティッシュなんかに吹きかけて白いこびりつきに貼り付けて何十分か待ってから擦ると落としやすいです。
クエン酸はケトルとかスチーム式加湿器の白い固着(ミネラル等)の掃除によく使われます。
情報ありがとうございます。
早速クエン酸を100円ショップで買ってきたのですが、いざ使おうと思って見てみると食洗機用の洗剤でしたwwww
でかでかとクエン酸パワーと書いてあるので間違えてしまいました。
これでも大丈夫かと思ってつけ置きしてみたのですが効果はいまいちでしたww
次はちゃんとしたクエン酸でやってみたいと思います。
梅雨時だけあってさすがに調子が悪くなったので、分解清掃しました。
沢山白い水垢や、コーヒーがこびりついてました。
また、くぼみに水が溜まっていたり、ひどいところにはカビまで生えていました。
理由は台所から茶の間の湿度が80%近くあることなのですが、
年寄りにはよくそれが理解できないみたいで換気扇をつけたりして湿気を予防するというのがよくわからないようです。
換気扇をつけるともったいないとか言ってすぐ消しますwww
責めてカビを予防しようと思ってバイオお部屋の空間きれいを買って置きます。
カビ予防とスムーズな稼働を期待して可動部にヒバ油を塗ってみました。
可動がスムーズになるのはオリーブオイルで試して確認済みだったのですが、
これがカビの原因になる可能性を思っていたので、ヒバ油を試してみました。
結果的には匂いが結構コーヒーに移ってあまりおすすめできないですが、そのうち薄れるでしょう
ヒバ油自体は食品添加物になっているみたいなので人体への害はあまり無いと思ってます。
お〜、すばらしいサイトに出会いました。
で、見事私の4年間愛用のバリスタも復活しました。感謝です。
しかし、一部パーツを破損してしまいました。
歳も行っていたので手術のでリスクが大きかったのでしょう。
その顛末は、
https://www.shigizemi.com/?p=3925
に詳しく。よかったら覗いていただければ幸いです。
4年間愛用とはかなり年季が入ってますね!記事を興味深く拝見させていただきました。
長く使ってもらえてバリスタも幸せでしょう。
うちの2年選手もまだまだ現役です。
ご覧いただきありがとうございます。
あれから3日がたち、トラブル発生です。(それまでは、美味しくいただいておりました。)
おもらしが再発しました。
ジョイント部分が外れていました。再度締め直してみましたが、水(お湯)が流れるときチューブが膨張し
スポッと外れます。
そこで、前回たまたま用心のために購入していた逆流ストッパーで代用してみました。さっき、修理が終わりこれからしばらく様子見です。
これだけ分解されてる方なのでお聞きしたいです!
コーヒーの粉の出る量を半分にしたいのですが、、、何か方法はありますでしょうか?
コーヒータンクの粉か出てくる穴を半分ふさぐ?!とか考えたのですが、、
確かどなたかが、粉が出る穴の径を小さくする改造をしてコーヒーの粉が出る量を変えていたと思います。わりかし簡単そうでした。
探してみたところ見つかりました。下記のサイトを参考にされてみてください。
http://uzurakkyo.blog.fc2.com/blog-category-1.html
最近バリスタの9631を購入しました
購入者レビューで故障が多数報告がありましたので
対処方法を検索するとこちらがヒットしあました。
詳細な解説が大変参考になりそうです
あとバリスタ愛といいますか
なんかそういうものを感じました。
コメントありがとうございました。最新の機種は掃除がしやすくなっていると聞きますので興味があります。
でも、次買うならデロンギの全自動エスプレッソマシンにレベルアップしたいなーと思う次第です。
とても参考になりました。分解時にはリミットスイッチの取りつけ方向、場所を確認しておきませんと、後が大変です。(インタロックに使用されている場合には、組み立て後、全く作動しなくなってしまいます) 固着したコーヒ粉末は温水で洗浄し、後燃料用アルコールを噴霧し乾燥させました。固着している水垢は炭酸カルシウムと思われますので塩酸(トイレ洗剤のサンポール)で洗浄しますと綺麗になりました。(後で十分に水で洗浄する必要が有ります) 不具合の原因は主に①スライドレールの部分のコーヒー粉末の固着 と②コーヒーホッパーの下にあります計量部分の固着によりスライダーリンクの抵抗が異常に増加した結果と思われますので、掃除がしにくい①スライドレールの部分は充填式の加圧式洗浄ボトル(自転車用空気入れで加圧し、内部に入れた洗浄液を噴射する工具です;Straught 工具製)にアルコールを入れて洗浄を頻繁にやるようにしてみます。
どうもありがとうございました。
コメントありがとうございます。最近置き場所も重要だなーと思ってます。流しの横に置いていたのですが、やはり湿気の多い場所に置くと詰まりやすいのかなーと思っています。
2~3年になる同じ機種でドロワーが引き出せないことが3回ありました。力づくで引っ張り出していましたが4回目の今回はどうしても引き出せず壊れてもいいから自分で分解してみようとチャレンジしました。と!!こまった!!ネジらしきものが見当たらない。そうだ同じ経験者がネットにいないかな?いました、感激!!トルクスネジでT-10Hドライバー。早速ホームセンターで購入。これ以上詳しい分解説明はないでしょうというくらい分り易い。背面部のプラスねじ1本の頭を崩してしまいとほほーーでしたが強引に持ち上げた隙間にお湯を歯ブラシにつけて丁寧にコーヒーの塊を落としました。これでだめなら新しく購入しようのもと、組み立てなおしてびっくり!直ったではありませんか、感激です!!!。所要時間はホームセンターへ2往復して5時間。74才の老人だから時間は気にせず十分に楽しい時間を送れました。ありがとうございました。
お役に立てて光栄です。熱い日が続きますのでご自愛ください。
左サイドのファンは撹拌部から上がってくる蒸気をコーヒータンクに入れないために、蒸気を外に押し出す仕組みになってます。コーヒー入れた後も動いてますんで、電源切らないで下さいね。
もう動かなくても仕方がないと思って分解しました!サイドの爪を全部折ってしまいましたが洗って組み立てたらすごく静かに調子よく動くようになりました????ありがとうございます!最新機種のiを買って気晴らししようと思っていたのですがまだまだ先になりました(笑)
大変参考になりました!
我が家のバリスタくんも3年でだいぶ動きがギクシャクするようになってきていたんですが、おかげで復活しました。
あの、苦しそうな動作音が嘘のように静かになりました(^ ^)
この手入れを繰り返せばあと10年は使えそうです。
普通のネジは廻そうとすると抜けようとする力が発生し、これが原因でよくなめます(+穴間口が崩れます)。こうなると取るのがえらく面倒になるので、押し付けの力をかけにくい、廻しにくい所のネジはトルクスのままをオススメします。抜けようとする力が発生しないこと、ネジをなめにくいことがトルクスの利点ですので。
TORXは登録商標としてはまだ残ってるかも?ですが、規格自体はJISでヘクサロビュラの名称で規定されているはずなので、ネジ単体の価格差はなくなっているのではないかと思います。
それはさておきとても参考になりました。詳細な記録有難うございます。
おっしゃる通りよくよく考えてみると確かにそうですね。何度ネジ山が潰れて泣いたことか
ネジを変えるよりちゃんとした道具を揃えるのがベストですね。
トルクスのサイズ参考になりました。
D2には理想のセットが無かったので、単品で買いました。
サイドパネルが取れずに苦労しました。1箇所爪が折れてしまいました。とうとう良い外し方が解りません。
我が家のバリスタちゃんも手で歯車を回そうとしてもついにびくともしなくなったので、こちらの手順を参考に分解して掃除してみました。ドライバーのこととか参考になりました。お陰で無事復活して美味しいコーヒーが飲めてます。ありがとうございました。