[X68000]mintを最新版(version 3.10)に更新してみた
MDXデータが入っていたMOをサルベージすることができたのと、MDX関係のサイトをめぐると結構持ってないデータが配布されていたりするのでまた収集癖が始まったわけです。といってもめぐるというほど沢山のサイトがあるわけではないですけど。
で、いただいてきたファイルをmintで覗くと、PDXしか入ってないファイルがいくつもあっておかしいな~と思ったわけです。で、WIndows側で開いてみてみるとちゃんとMDXファイルも入ってるわけでおかしいなと思ってよく見てみるとファイルの拡張子がzipになっている。
X68000のHDに入っているzip系のツールが古くてダメなのかmintのせいなのか?なんとなくmintのせいのような気がしたので、最近散策したときに見つけていたmintのサイトを見に行ってみた。変更履歴にはそれらしい内容はなかった。
しかし現在利用してるバージョンは先日のサルベージ時のままなので20年前の当時使っていたVersion 2.25のままなので、せっかくなので最新版の3.10にしてみた。
そしたら、ちゃんとzipファイルの中身が閲覧できるようになった。最初の画像がそれ。
なるほどmintちゃんのせいだったのね。
その後、一応X68000でzipコマンドを叩いてみると、zipは入っているようだった。しかしusageが英語で良くわからない。適当に試してみたけど、ファイル一覧ぽいオプションが見当たらない。よく考えてみると、unzipかな?とunzipを叩いてみるとunzipも入っていた。しかもオプションに-lでlistとすぐ見つかる。
unzipコマンドで問題のzipファイルをリストしてみるとちゃんと中身のファイル一覧が出力された。やはりもともとunzip自体には問題なかったようだ。
mint – Madoka INTerpreter version 3.10
当時どんなふうに更新していたのかわからないが、mintのフォルダをリネームして新しくフォルダを作りその中に古いmintを再度コピーしてそこに最新版のmintを上書きした。そして設定ファイルの_mintを今まで使っていたもので上書きした。
20年ぶりのソフト更新。
※昔は今のWIndowsやmacなどのようにGUIが当たり前ではなかったのでCUIの画面でmintの様なファイラーを使うことが多かった。
私は当時仕事場ではUNIXのワークステーションだったので世の中がまだPC-98で一太郎の時代に既にWindowsの様なGUI環境で仕事をしていたが、その中でmintに影響をつけて作った低機能だけど似たようなファイラープログラムで仕事の効率化を図っていた。
多分ソースはもうないけど。
とおもって、今調べてみたら。サルベージしたMOの片隅に残ってた。LINUXに持って行ってなんとかコンパイルだけ通してみたけどセグメンテーション違反です。がでて動かなかった。暇な時にでも動くようにしてみよう。
ΣOS(OMRONIX‐Σ)のエミュレータとか無いだろうなー。
追記:2016/02/21 3:47
ていうかそれでもzipファイルの中のMDXが再生できない。mintのマニュアル見てみるとzx.rとかunzipとかを展開に使うように出来るみたいでそれらしい設定もあるので、zx.rを最新にもしてみたけどダメだなー。そういうものなのか、設定がダメなのか。なんか、最新版にしたら古い設定ファイルだとif文がおかしいとかエラーで一部動かなくなってたりするし、一部修正が必要そう。時間があればカスタマイズ面白そうだけど、今日はもう寝よう。
追記:2016/02/21 4:14
と言いつつ、Z-MUSICも 2.05から2.08にアップデートしてみた。(今頃何やってるんだろ俺。)やることが20年遅れてるw。
追記:2016/02/29 21:40
mintでzipの中のMDXが再生できない問題が解決した。mintのバージョンアップでリストは表示されるようになったが、解凍自体は失敗していた。解凍はzx.rが使われていたが、zx.rで解凍しようとすると「フィアル構成が異常です」みたいな感じの出ていた。unzipの最新らしきものを拾ってきて入れてみるも、lib:this version of human68k is not supportみたいなエラーが出て使えない。
zx.rは下記のサイトから最新らしきものを頂いて更新したがダメだった。(v.1.21)
zx.r – アーカイバ / ファイル圧縮 / ファイル差分 – ツール – ソフトウェアライブラリ – X68000 LIBRARY
zipファイルの中身をコピーするのにwindowsで一旦解凍してというのはかなり面倒なのでなんとかならないかと調べる。
mintのドキュメントを見まくってると、zx.rには下記のような注意が書いてある
zx.r – ZIP archive extractor version 1.21 patchlevel 1
ある程度古くても動作すると思われるが、不具合があるので
patchlevel 1 以降を推奨する.アーカイブセレクタ機能において、ZIP 形式書庫の展開用プログラム
として使用することが出来る. 定義例を以下に挙げる.%zipw 0
>ZIPS_X -apiv zx -x2snb. $MINTARC
どうやら、version 1.21 patchlevel 1というのがあるらしい。
探しまわると下記サイトで発見。
ここから頂いたzx.r version 1.21 patchlevel 1で無事zipファイルが解凍出来ることを確認。mintでもzipファイルの中身を覗いて中からファイルをコピーしたりMDXを再生できるようになった。
う~む。つかれた。
しかしこのpatchlevel 1というやつは、普通にコマンドラインから叩くと改行がおかしいというか全くない感じで表示が崩れまくるね。どういうパッチなのかイマイチわからないけど、単にzipの形式に対応しただけではないらしい。
まあ動いてるからいいけど。
そううわけで大きな問題が一つ片付いた。拾ってきたMDXも整理できてMDXのファイル数は7000曲を超えた。
我ながらいい年こいて何やってるんだろうなーとは思う。