X68000 ACE HDのHDDとMOをサルベージしたい
押し入れには、SHARPのX68000 ACE HDやX1 turboが眠っています。10数年前に電源が壊れたまま、修理するお金もなくて放置していたものですが、インタフェースもどんどん変わってますからサルベージする難易度もどんどん上がっています。
MOドライブにしても、USB SCSI変換コネクタなども今では高価になっています。
X68000にはメモリー拡張ボードのXsimm10やSCSIボードはシステムサコム製、 アクセラレータXellent30などが刺さっています。
X68000 ACE HDは20MBのSASIハードディスクがついていたのですがそれは既に壊zていたので外付けの600MBのSCSIハードディスクを繋いで使っていました。
なのでSASIからよりは難易度が低いはずです。
X68000のリフレッシュサービスをしているところも今では見かけないですし、本体、ディスプレイ、HDD、MOドライブすべてのリフレッシュをしてくれるところがあれば頼みたいんですけどね。自分で修理できるようなハード系技術を身につけられる道に進めばよかったな~と後悔してます。昔は某産業用ロボットメーカーで仕事していた時期があったのでハードに強い方の知り合いが沢山いたのですが今では疎遠になっていて連絡も取れないですし。
PCにPCIで接続するAHA-29XX系のSCSIボードも保存してあります。今でも動くかどうかわからないのとPCのドライバや認識するかどうかが問題ですが、HDDドライブ自体が動くかも不明です。
LINUX系のOSからイメージを作成できるっぽいのでそのうちやってみたいと思います。
使用してない古いPCとHDDがあるのでそれにLINUXをインストールして試してみようと思っています。
今でもX68000の実機環境がある人が知り合いにいると良かったのですが、今ではそういう知り合いもいないので難しいですね。
データがサルベージできれば後はエミュレータでいろいろ昔を懐かしむことができるのですけど、サルベージできたらいいなー。
MDXのデータも1万までは行かないけど8千曲位あったような気がするし、自作プログラムのソースなんかもあそこに眠ったままなんですよね。
今動かしても実際使い方がよくわからないかもしれませんけど。
参考:X68kのSCSIハードディスクを吸い出した – What will be done tomorrow?
ドラえもんの最終回じゃ無いけど、今から趣味で電子工作を初めて、いつか自分で修理するというのも可能だろうか?あまり理解はしてないけど、ハンダゴテでちょっと半田付けするぐらいのことは今までもやってきたけど、PCの電源をX68000の電源として利用するのくらいは説明を見ながらできそうだけど、今やそのレベルで動くとも思えないし、できればモニターも修理したいし。
追記:2016/01/31
サルベージを試みたが失敗した。
HDDとMOを荷物から引っ張りだした。PCIのSCSIボードも荷物から発掘した。SCSIボードはASUSのSC-200しか見つからなかった。箱はDC-390系のものが見つかったが何故かボードは無い。弟に捨てられてしまったのかもしれない。古いPCを処分されたような気もするのでそれに刺さっていたのかもしれない。
プレスコットが載っている2世代前のPCを引っ張りだし起動してみたがモニターに何も映らなかったので諦め、1世代前のPCにSC-200をさしていざSCSI HDDを接続してみようと思ったところ、SCSIケーブルがどうてしも見つからない、積み上げたダンボールを開封していろいろ調べたが見つからなかった。一番底にあった箱から128MBのMOメディアが十数枚見つかった。
同じ箱に動かなくなり何故かベトベトなザウルスの残骸があった。しかしなぜかすてられない。
ハーフピッチのSCSIケーブルは記憶上には数本あったはずだがただの1本も見つからない。フルピッチ-ハーフピッチのSCSIケーブルらしきものが1本あったがそれでは駄目だ。
結局その日は諦めてamazonでそれっぽいハーフピッチのSCSIケーブルが2000円前後であったのでそれを買ってみた。数日後に届いたが、いざ接続してみると、ケーブルはオス-オスでSCSIボードもコネクタがオスだったので接続できないというお馬鹿な自体になり、オスメス変換ケーブルをネット探してみるも見つからなかった。
新たにSCSIケーブルを購入しようかと思ったがハーフピッチのオス-メスが見つからない。もともとそんなものなかったのだろうか?今となっては良くわからない。20年以上も前の話だからだ。
しょうがないので面倒だが内部インターフェースで接続することにした。
外付けのSCSI HDDはEH-340EX-SBという型番でFixEll-EXというELECOMのシリーズの様だ。記憶ではNECの600MBのSCSI HDDだと思っていたが、違ったらしい。もしかしたらそれは壊れて更にこのドライブを購入したのかもしれない。今となっては分からないが。
分解してみると、中からはST3390NというSEAGATEのドライブが出てきた。嫌な予感しかしないw。
SCSIインターフェースのケーブルと電源のケーブルを抜くのにかなり苦労したがコネクタを傷だらけにした上でやっと抜くことができた。
ケースは今の外付けHDDに比べると重厚でプラスチックのケースの内部にスチールのケースが更にある感じになっていて頑丈な作りになっていた。
そして、SCSIボードとSCSIケーブルで内部ドライブとして接続した。
PCの電源を入れたところ驚いたことにこの20年以上前に作られたドライブは動き出した、モーターの音とヘッドがガチガチ動く音が激しく壊れるんじゃないかとヒヤヒヤする。
OSはKNOPPIXのLive CDを作成してそれで吸い出す計画であるが、sound bordの起動中にかなり待たされそのまま起動しなかったりと割りと不安定。何が原因かはわからない。
たまに起動するのでそのチャンスを活かして、いろいろやってみたがどうやらHDDを認識していない。dmesgやfdisk –lやdfしてみてもそれらしきものが見当たらない。そもそもSCSIボードを認識していないようだ。ドライバが無いのかもしれないと思いいろいろ検索してみたがドライバはあるもので大丈夫なようだった。
しょうがないのでXPを起動してみたが、最初からそうするべきだった。SC-200を認識しない。どうやらこのSCSIボードは既にお亡くなりになっているようだ。
そういうわけで、いまここ状態である。HDDのモーターが一応動いていることを考えると、SCSIボードさえ手に入れればなんとかなりそうな気がする。
しかし今現在SCSIボードを安く入手する至難の業かもしれない。
あとはMOドライブが生きているかもわからない。多分ダメな気がする。MOドライブもどこかで入手しなければならないだろう。まずはHDDからだが・・・。
もう何度もSCSIドライブを起動したりするのはかなり危険な気がするので次で決めたいと思う。あまりSCSIボードが高価な様なら、サルベージ業者に頼んだほうが確実かもしれない。
なんでこんなになるまでほっておいたのかと悔やまれるばかりである。
追記:2016/02/01
2016/01/31にSCSIボードを購入した。届いたらまたサルベージにチャレンジする予定。
購入したのは、下記のBUFFALOの「IFC-USLP PCIバス用UltraSCSI I/Fボード」
SCSIは規格やコネクタの種類がいろいろありすぎた上に、0~7のIDを振り分けて計7台(本体もSCSI機器の内の1台とみなされるのかな?詳しくはwikipediaでもみてね)までの機器しか接続できない上に終端抵抗も必要だったり、ケーブルが固くて取り回しも面倒だったというUSBに取って代わられた規格。今は一般的には見かけなくなったが、当時でも複雑すぎてよく分からなかったが、今でもよくわからないw。
BUFFALO IFC-USLP PCIバス用UltraSCSI I/Fボード
続きはこちら:【失敗】X68KのHD・MOサルベージ作戦の記録 | KUMA TYPE
通りすがりのネコマスターと申します。
修理に関しては
ツイッター上のあっぷるさんが、古いハード修理を
行ってくれます。
ツイッターアカウントは以下
@applesorce
X68000電源キットを作成して頂きました。
XV丨が復帰しました。
非常に良好です。
HDDに関しては変換番長が良いかと思います。
CFカードを疑似ハードディスクにして、複数詰めます。
レトロ救済から検索する早いです。
上のサイトは私の所になります
では失礼しました。
貴重な情報ありがとうございます。
その後私の方でもいろいろ調べて幾つか修理して頂くみちがありそうなことはわかりました。
頂いた情報も選択肢の一つとして記憶しておきたいと思います。
ブログを拝見させていただきました。XVIは復活されたのでしょうか?気になりますw。
私の方も多分電源でだけでは動かないと思いますのでなかなか修理に出すのも躊躇しますね。
完動品を中古で買ったほうがいいのかもと思ったり、やっぱり思い入れのある自分のマシンを動かしたいという気持ちもありますし。
私の当時の知り合いもXVIを持っていたのを思い出し懐かしくなりました。
私の方も一応HDDとMOのサルベージの方はほぼ成功して現在はエミュレータで遊んでいます。
何時かまた実機に触れるといいなと思ってます。当時を思い出すと懐かしいですね。