ソニーのカーナビNV-U2のファームウェアバージョンアップを行なってみた。

SONY パーソナルナビゲーションシステム NV-U2

ソニーのカーナビNV-U2が実家にあったので、バージョンアップを行なってみた。2007年11月発売のモデルであり、だいぶ古い。これは、弟が父にシルバー人材でマイクロバス運転手をしているときに贈ったもので、マイクロバスの運転手の仕事が終わってからは利用しておらず、押入れにしまわれていた。もったいないので実家の自家用車に取り付けてみた。

NV-U2 | “nav-u”「ナブ・ユー」 | ソニー
価格.com – SONY nav-u NV-U2 のクチコミ掲示板

価格.comのレビューや口コミを見てみると、物の評価自体は満足度は4.41なので高いが、地図の更新回数が全部で3回で2010年4月締めが最終版となっている。
NV-U2 | 地図アップグレード | ポータブルナビゲーション “nav-u”「ナブ・ユー」 | ソニー

カーナビゲーション – Wikipedia

私が初めてカーナビを買ったのは、まだ世の中であまりカーナビの便利さが知られていない頃の1994年に発売されたケンウッドのGPX-07だった。音声認識とかあって当時としては先進的なカーナビであったが、車が道を外れた場所を走ったり、トンネルではあらぬ方向へ堀進んで行くようなひどいカーナビだった。しかし、地図データはゼンリンのナビ研フォーマットのカーナビソフトを利用するので、カーナビ自体はソフトさえ更新すればずっと使える安心感はあった。

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カーナビ・ヒストリー -1990年から1999年-

また、NV-U2を使ってみたところでは、うちの実家で畑に行く時に使う山道はカーナビに出て来なかった。ゼンリンのSUPER全国版シリーズなら50mスケール地図で全国をカバーしているので、表示されるはず、又は地域ごとの詳細地図を買うことで対応できるはずなので、ナビ研フォーマット対応のカーナビをおすすめしたい。と、思ったが、

【大切なお知らせ】

これまで長年のご愛顧をいただきました「ナビ研フォーマットシリーズ SUPER全国版」シリーズですが、この度『ナビ研フォーマットシリーズ SUPER全国版16』を最後に、次年度以降の生産を終了いたします。

ナビ研フォーマットシリーズ|地図やカーナビソフトなら【株式会社ゼンリン】住宅地図のご提供からGISのご相談まで

ということらしいので、ナビ研フォーマットも終焉なのだろう。考えてみると、最近新聞のチラシでカーナビを見ると1万円くらいでカーナビが売られている。地図を買い換えるよりナビ自体を毎年買い換えたほうが安いようだw。そういうことなのだろう。ただ、地図がどれくらいの情報量のものなのかわからないので、ネットで評判をしらべたり、実際に触ってから買うほうがいいだろう。NV-U2は電話番号検索や住所検索がひどく使いにくかった。GPX-07の方がましたった様な気がしなくもない。これは地図ソフトの性能なのかもしれないが、GPX-07だと、電話番号を入力するとその付近を表示してくれるが、NV-U2だと登録されていない電話番号の場合は存在しませんと表示されて終わるだけと、存在している電話番号でしか検索できなかったのでほぼ使い物にならない。

で、話を戻すと、実家の乗用車にNV-U2を設置するにあたって、調べてみるとNV-U2のファームウェアのバージョンが古いようなので、新しいバージョンにアップデートすることにした。

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本体のバージョン情報を見るとファームウェアのバージョンは1.00 czだった。内蔵地図データは2007年秋 全国版らしくかなり古い。
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MODELはNV-U2でまちがいなし。

そういうわけで、ソニーサイトのNV-U2のページを見てみると

本体アップデート | ソフトウェアダウンロード | ポータブルナビゲーション”nav-u”「ナブ・ユー」 | サポート・お問い合わせ | ソニー

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ファームウェアのバージョンアップを行うと2.00になり、交差点の拡大表示に対応し、地図描画が綺麗になるらしい。最新の地図を買うとファームウェアは6.00になるらしいが、今更そこまでする必要性は感じなかった。

NV-U2用のPCアプリケーション(Ver1.6)をダウンロードをダウンロードしてノートPCにインストールし、ファームウェア(SONYNAVU_U2_2.0.WP.BIN)もダウンロードした。アップデートの手順はサイトに書いてある。

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付属のUSBケーブルでNV-U2とノートパソコンを接続。NV-U2はACアダプタに接続して電源を入れる。

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NV-U2の画面は「パソコンと接続しました。処理中はUSBケーブルを抜いたり電源を切ったりしないで下さい。」となる。

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パソコン側でnav-uツールを起動する。

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バックアップ/リストアを選択して念の為にバックアップする。

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バックアップ中はこんな感じ、結構時間が掛かる。20121549
バックアップ完了。

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本体アップデート | ソフトウェアダウンロード | ポータブルナビゲーション”nav-u”「ナブ・ユー」 | サポート・お問い合わせ | ソニー

上記ページからリンクをたどって利用規約を承諾しSONYNAVU_U2_2.0.WP.BINをダウンロードしておく。

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nav-uツールでアップグレードを選択し、先ほどダウンロードしたファームウェアファイルSONYNAVU_U2_2.0.WP.BINを選択し、矢印ボタンを押下する。

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アップグレードファイル転送中の画面になる。20121554
アップグレードファイルの転送終了。

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NV-U2の画面は「システム更新をしています。処理中は絶対に電源を斬らないで下さい。」となっている。

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更新が終わると、NV-U2が再起動する。TS3Y0183
「起動しています。しばらくお待ちください。」と表示されるので暫く待つ。

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そのままだと、またパソコンと接続中の画面になるので、接続を切る。

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再度起動しなおして、設置画面からバージョン情報を確認すると、ファームウェアのバージョンが2.00 wpになっていた。

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ファームウェアバージョンアップの結果、交差点拡大表示がされるようになった。とは言っても車線まで表示されるわけではないので、大して変わらない気もするが、真ん中に曲がるまでのメーターが表示されるようになったのでわかりやすくなったかもしれない。実際初期のカーナビでは、曲がり時が微妙で早すぎたり、遅すぎたりすることが多々あったが、時代を重ねる毎に進化してきた。

NV-U2のパッケージは以下のような箱です。

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おまけ。GPX-07のお話

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私が1994年頃買ったGPX-07の話。まだ、カーナビを付けたと言っても「そんなのいらないんじゃね?」と周りのカーユーザーからはよく言われた時代。世間的にはまだWindows 95も発売されていない時代だから、パソコンを持ってるというだけでちょっとマニアックな人呼ばわりされるような時代だった。秋葉原も今のような変なところではなく純粋に電気街というイメージだった頃。その当時良く仲間でスキーやバーベキューなどに出かけることが多かったが、カーナビの威力は絶大であった。もう助手席でマップを見てもらいながら目的地を目指したり道を間違ったりすることがなくなったのだから、実際にそれを目の当たりにした周りの人はその後、次々にカーナビを付けるようになった。

GPX-07はそれは、カタログだけを見れば素晴らしいカーナビであったが、価格もすごかった。本体価格168000円、本体にはCDを10枚搭載可能。ゼンリンの全国版のマップ、関東の詳細地図、タウンマップ等のナビソフトと音楽CDを入れていた。CD全盛の時代であるから、CDチェンジャーは便利だった。(トランクが狭くなるが)音声認識は、今のような誰の声でも認識するものではなく、拡大、縮小等の各コマンドに自分の声を登録してマッチングする形式なので、本人の声にしか基本的に正確に反応しないというお粗末なものだったが、結構便利ではあった。当時のCPUなので経路の探索はものすごく遅かった。東京都を横断するぐらいの距離でも7分~8分は待たされたように思う。

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先進的なタッチパネルだったが、専用ディスプレイのLCD-M5は157800円もした。5インチのタッチパネルの液晶だけでだ。ちょっと流石に手が届かなかったので純正ディスプレイは断念した。というか、大きく表示できることの方を優先した結果、シャープのTFT液晶テレビ(車載キット付き)を購入してそれを取り付けた。それでも12万円位したと思う。サイズは6.3インチだったような気がする。調べてみたがそれらしい製品を探すことができなかった。ちなみにタッチパネルはなくても付属のリモコンで操作できる。

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それから、精度を良くするために5万円もするジャイロユニットも購入した。当時はこんな物がオプションで5万もしたのだから信じられない。

上の写真の本体正面にネジのようなものが見えるが、ここにメモリーカードを刺すことができる様になっていた。中身はカーナビのシステムソフトである。

で、カーナビはどうだったのかというと、それはひどいものだった。まず衛星をなかなかキャッチしない。10分待てども20分待てどもといった感じ、それから、車を示すマークが全く道の上を進んでくれない。田んぼや畑の中を車が突っ切っていたり、トンネルでは地底を明後日の方向に進んでいくというおそまつさだった。何度かカーナビを取り付けったショップに持ち込んで見てもらったが、全く改善しなかった。まあ、それでも道標くらいにはなるということで、殆ど泣き寝入り状態で利用していたが、数カ月後か半年後か一年後か忘れたが、システムソフトのバージョン2.0がリリースされてメモリーカードが送られてきた。それを、取り付けたところ、これまでの問題がウソのように車が道にそってちゃんと走るようになった。今までのはマップマッチングが全く効いてなかった様だった。

インターネットもまだ日本ではあまり使われていない時代であり、私もパソコン通信くらいしかやっていなかったが、今のように情報をいち早く取得できる時代ではなかったのでカーナビごときにものすごいお金と労力を使い無駄に苦労した苦い思い出だ。

おまけ2。androidについてるGoogleのナビ

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ちゃんと使ったことは無いが、それなりにカーナビの役目を果たしている。ちゃんと音声でナビもしてくれる。地図はGoogleのマップなのでほぼ常に最新状態でお金を掛けて更新する必要がない。難点はネットに繋がっていないとマップの情報などが取得できないので、WiMAXが常に使える都市部又は、3G回線が必要となる。

つまりよっぽどの過疎地でない限りは、GPS搭載のandroidスマホを持っていればもうカーナビは買わなくてもOKになりつつあるわけである。appleも同様に自社で地図サービスを立ち上げようとしているようなので、iphoneにもいずれ同様の機能が搭載されることが予想されるがカーナビメーカーは頭の痛いことだろう。欲を言えば、オフラインで使えるように早くなってほしい。技術的な問題というより、地図データの権利の問題のようである。

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