パナソニック デジタルコードレス普通紙FAX 「おたっくす」 KX-PW621DL-S(シルバー)を買った

TS3Y0500
父がシルバー人材センターからの仕事をもらうのにFAXがあると伝票を取りに行かなくて便利だという話なので、買ってあげました。今まで置いてあった電話機にもFAXはついていましたが、壊れていて使えなくなっていたのでそのまま放置されていました。感熱紙のFAXだったのですが、全然FAX部分がうんともスンとも言いませんでした。で、機種選定にあたり色々考えました。まず、普通紙FAXにするか感熱紙タイプにするかということです。年寄りが使うものですから、やっぱりシンプルでインクリボンやインク切れで悩まない機種にしたいと思いました。なので最初は感熱紙タイプのものにしようと考えました。しかし、いざ探してみると現在の主流は普通紙FAXで選択しがほとんどありませんでした。しょうがないので普通紙FAXにすることにしました。それで、本当は複合機を買ってあげたかったのですが、多分使い方がわからないし置き場所に困るだろうと思って普通のものにすることにしました。複合機だと用紙を本体内にいっぱい入れられるしインクもリボンじゃなくてインクカートリッジだったりするので色々捗ると思ったのですが、予算の関係と使いこなせないだろうという心配から普通のFAXにすることにしました。

TS3Y0501
で、普通紙FAX 「おたっくす」 KX-PW621DL-Sを購入しました。価格.comでは現在売れ筋11位の少し前の機種です。現在の1位は同じくおたっくすのKX-PD301DLで、 KX-PW621DL-Sより安いのですが、KX-PW621DL-Sにした理由は、次のとおりです。

  • 親機、子機ともに名前の表示が漢字表示
    漢字の方が名前を視認しやすいので、わかりやすいだろうと思った為。
  • 電話を掛けてきた人の名前の読み上げ機能
    老眼が進んだ年寄りでも、音声なら聞き取れると思った為。
  • SDカード対応
    掛かってきた電話を全てフル録音するため。変な勧誘や販売など詐欺的な内容の電話が掛かってきた時の為の証拠を残す為。
  • スピーカーホン機能があるのも
    孫との会話を楽しむ時に、子機をスピーカーホンにして両親が同時に話しているのを見ていたので、スピーカーホン機能は必須。

届いたのは5月6日で、それからは、電話帳登録の日々です。現在は両親共に携帯を持っているので、キャッチホンは解約して代わりにナンバーディスプレーに加入しました。結構電話が頻繁に掛ってくるので、友達・セールス・知人・家族・親戚等のグループを作成してそれらにどんどん登録しています。だいぶまとまってきた感じで、読み上げ機能もあるので誰からかかってきたかすぐわかって便利に使って貰っています。

不満な点

    • FAXの印刷枚数が少ない。
      純正のインクリボンは15メートルで最初についてるお試し版は10メートル位。純正品だと
      15000ミリ(15メートル)÷297ミリ(A4の縦)=50.5枚
      という訳で約50枚しか印刷できない。ちょっと昔の大きめの機種だと30メートルのリボンだったりするので、倍の100枚くらいは印刷出来るはずである。
    • 電話番号の登録数が150件しかない。もう少し欲しいところだ。
    • 一人に複数電話番号という登録ができない。
      今時、固定電話以外に携帯電話の番号、IP電話の番号など、一人で複数の電話番号を持っていたりするので、1電話番号毎に一人登録では登録がめんどくだい。
    • FAX用紙のセット数が15枚と少ない
      やっぱり小型のファックスでは、紙が縦置きなので難しい。通常は閉じておいてファックスを受信するときだけ開いて、紙をセットするという方式で、常に紙をセットしっぱなしという使い方前提ではないので厳しい。そういう用途ではやはり複合機を使うべきかと思う。
    • FAXをメモリーに保存して必要な物だけ印刷するというのが一般的な使い方であるが、年寄りは操作がわからないので、直接印刷がいいといわれ直接印刷モードにしているが、用紙がなくなったときは、エラーになるのではなくメモリーに記録していしまう。メーカーによっては、ここでエラーになる様にできる機種などもある。メモリー記録の使い方がわからないのにメモリーに記録されてしまっては元も子もないが、やはりしょうがない。使い方を覚えてもらうしかないかな。

 

純正のインクリボンはKX-FAN190という型番ですが、FXS18PB-2S-P4等の互換製品があるのでそれを使うと節約できます。リボンの長さも3メートルほど長くなっていたりします。

この記事を書くために改めてマニュアルを見ていたら気づきましたが、IPホン用の設定があってIP電話解除番号の設定がありました。これを適切に設定していれば、IP電話でも携帯電話や117等の3桁番号サービスを適切に利用できるようです。うちの場合は後でYahoo! BB ADSLを引いたのでBBフォンがあとから付いたのでその設定に気づきませんでした。ただ、常にIPホン解除番号を頭につけるという設定はないようなので、IPフォンを常に無効にするためのADSLラインアダプタとテレフォンフィルタセットの代わりにはできないようです。

(Visited 107 times, 1 visits today)

タグ :