MACのCDをWindowsで読み込むには?
うちにはMacのG4 Macが有りますが今は起動することすらありません。
相方が使っていたのですが最近はもっぱらWindowsです。それで、マック用のイラストレーター用の素材集があるのですが、
WindowsでCDの中身見たいんだけど、WindowsでCD読めないんだけどムリ?
ってことでEPSファイルのつまったイラストレーター用の素材集CDの中身をWindowsに移す方法です。
これには、HFVExplorerというツールを使います。
有料版のソフトを探せばいくつかあるようですがやっぱりフリーがいいですよね。
これを行ったのは随分前なのですが、今日ちょっと使おうと思ったら思いっきり使い方を忘れていたのでメモしておきます。
メニューが英語なので英語が苦手なおいらは試行錯誤しながら覚えた使い方を直ぐ忘れちゃうわけです。
HFVExplorerには色々な機能がありますが、とりあえずマックのCDの内容をWindowsに移すことに特化してメモです。
ここではEPSファイルについての方法をメモっていますが他のファイルでも基本的な部分は同じですので参考になると思います。
さて、HFVExplorerの入手方法ですが、
このソフトは既に開発がされてなくて配布元もなくなっている状態ですのでインターネット上のどこかで拾ってくる必要があります。
“HFVExplorer Download” とか “HFVExplorer
ダウンロード” で検索すればいろいろ出てくるので今でもいろんなところでダウンロードすることができると思います。
なるべく怪しくないところからダウンロードしてウイルスチェックは必ずしてくださいね。
ちょっと探したところだとしたのページからダウンロードできました。
http://www.pctip.ch/downloads/dl/18458.asp
最終バージョンは1.3.1の様です。
1.ダウンロードしたら、ウイルスチェックしてからインストールを行って下さい。
2.HFVExplorerを起動します。
3.Mac用のCDをPCにセットします。(HFVExplorer起動の前にCDをセットしておいてもOKです。)
4.セットしたらF5キーを押してリロードし、最新の状態を反映させます。
5.認識されたCDの中の目的のフォルダーに移動します。
6.試しに10% off1というファイルをWindows上にコピーしてみます。
10%off1というファイルをあらかじめCドライブに作っておいたEpsというフォルダにドラッグドロップします。
7.Select copy modeというダイアログが出てくるので[Raw copy,data
fork]を選択してOKを押します。
8.するとエクスプローラーでみるとCドライブのEPSフォルダに下の様にファイルが作成されているのがわかります。
9.拡張子がないので、
自分で.EPSをつけてダブルクリックするかかそのままイラストレーターなどのEPSが開けるソフトにドラッグドロップすれば下の画像の様にEPSファイルがちゃんと作成されたことを確認することができます。
10.とりあえずこれで基本的な使い方は終わりですが、もう少し便利な使い方をメモっておきます。
Mac OS 9 以前(?)ではファイルに拡張子が無いわけですが、
変わりにファイルの内部にファイルタイプとクリエーターコードを内部に持っているのでちゃんとソフトとの連携が取れるわけです。
Windowsでは基本的にファイルの拡張子でファイルのタイプを判別するのでただ単にコピーしただけでは拡張子が付かないので、
自分でいちいち拡張子つけるのは面倒なわけです。というわわけで、
自動的に拡張子をつけることができるのでその機能についてメモっておきます。
11.上の詳細表示のボタンを押すと詳細表示になります。
詳細表示一覧の右の方を見ると TypeとCreatorの項目があるのが判ります。
TypeのEPSFはEPSファイルのことを表しているのだと思われます。
Creatorはこのファイルを作成したソフトのことをあらわしています。ART3、ARTZ、
ARTY等はイラストレーターをあらわしていて末尾の文字が違うのはイラストレーターのバージョンをあらわしています。
12.拡張子を自動的に設定するファイルを選択選択して、F4キーを押すかマウスを右クリックしてメニューから[Map
selected files…]を選びます。
13.file type mappingsの画面が出てきます。
14.ここでTypeとCreatorとWindows上での拡張子を関連付けます。
TypeがEPSFでCreatorがARTZのファイルの場合WindowsにコピーするとEPSの拡張子が付くように、左下のDOS
extension:にEPSと入力します。ここに入力した文字が拡張子としてコピーしたファイルに自動的に付加されます。
OKボタンを押すと設定完了です。
15.同様にCreatorがART3、ARTYに付いてもマッピングを行います。
これでコピーすればファイルにEPSという拡張子が付きます。
本当はファイルタイプのEPSFだけに関連付づけることができれば楽なんですが判らなかったのでこのように設定しています。
16.実際にART3、ARTZ、ARTYのファイルを一度に選択してWindows上のEPSフォルダにドラッグしてして見ます。
17.Windows上にコピーされたファイルにちゃんと拡張子がついています。
18.IllustratorやFireworksで開くとちゃんと表示されました。
19.最後に、これで全選択してドラッグドロップしてやればWindowsに一発でコピー可能なわけですが、
Windowsとマックではファイル名に使える文字が異なる為に上手くコピーされない場合があります。自動的に
/が-に変換されたりしますが、変換されないものもあるようです。
なので、正確にコピーしたい場合はしっかりコピー前のファイル数とコピー後のファイル数をチェックするか、
小分けにしてコピーした方がいいと思います。
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