ヒバ精油と消毒用エタノールと精製水でヒバ水をちゃんと作って見ました
レオが最近また耳を良く掻いているので、やっぱり、治療は続けたほうがよさそうなので、ヒバ水をちゃんと作ってみました。材料は先日買い物に行った時に買っておいたので、後は混ぜるだけでした。
材料は、青森天然ヒバ油、10mlと精製水、霧吹き(アトマイザー)、消毒用エタノールIPです。
天然ヒバ油はamazonで買いました。
これです。
ヒバ油については下の記事で、詳しく書いています。
防虫・消臭・抗菌・ダニ駆除・アロマなどができるという天然ひば油を買ってみた。 – KUMA TYPE
うちでは毎日お風呂に1~2滴入れてアロマ風呂にして使っています。気に入って長期使う場合は100ml入りを買ったほうがお得ですが、最初はお試しの10ml入で十分です。
これがメインの材料です。
簡単な作り方としては、このヒバ油1~2滴と水道水100mlを混ぜあわせて霧吹きに入れるだけでいいのです。私もそれでやってました。もっと薄くして使ってました。
今回はちゃんと作ってみました。ヒバ油は水に対して微溶性なので、つまり水に溶けにくいわけです。全く溶けないわけではないので、ただ水と混ぜるだけでもそれなりに効果が有ります。
ただ、やっぱり効果を良くしたければきちんと水に溶けるようにしたいわけです。それで、溶剤としてアルコールを使うわけです。本来はエタノールや無水エタノールを使うのがベストです。が、価格が高いのと取り扱いが消毒用エタノールより難しくなるので、消毒用エタノールにしました。まあ、価格が一番の理由です。
消毒用エタノールIP ケンエー 500ml [第3類医薬品]
消毒用エタノールIPはイソプロパノールを添加して酒税がかからないようにして安くしたものです。なので純粋な消毒用エタノールより安いです。ドラッグストアコスモスで798円で買いました。amazonでも送料込みで700円ぐらいからあります。基本的に薬品関係はamazonが直接取り扱ってないので、送料込みで安いものを吟味して探す必要があります。できればドラッグストなどで探して買ったほうが安く上がると思います。
私が、ドラッグストアで買ったのはこのスプレータイプのものです。単にボトルタイプのものにスプレーが付いているだけです。それで100円位高くなっています。なので、必要なければ、ボトルタイプの物でいいと思います。
私がスプレータイプの物にした理由は、100円ショップで売ってあるアトマイザーや霧吹きなどには、「アルコールを入れないでください」とか、「アルコールを多量に含んだものを入れないで下さい」と書いてある物が殆どです。変形したりする可能性があるようです。ガラスタイプの物を買えばいいのですが、香水用でサイズが10mlとか小さすぎます。
なので、念の為に、そもそも消毒用エタノールが入っているこのスプレーボトルなら、これが空になった時、霧吹き替わりに使えるだろうと目論んだわけです。あと、単純にスプレーできたら色々便利に使えると思ったけです。なにもヒバ水を作るためだけに使う必要もなく、レオの食器やお盆の消毒や掃除にも使えると思ったわけです。
結論としてはそれは杞憂に終わりました。作ったヒバ水程度では100円ショップのアトマイザーでも全く問題なかったです。溶剤として無水エタノールを使った場合はわかりませんけど。
消毒用エタノールはエタノールの純度が80%程度です。
スプレーボトル(霧吹き、アトマイザー)は100円ショップダイソーで買ってきました。
使用上の注意に、揮発性のもの、シンナー、除光液、アルコール等は入れないで下さいと有ります。確かに、シンナーや除光液はまずそうに思います。でも、消毒用アルコールぐらいならそのまま入れても平気なんじゃないかと思います。
こっちがもう一個の110ccのクリアなタイプのスプレーボトルです。
こんな感じで、何の飾りっけもないスプレーボトルです。このスプレーボトルの注意書きには、「アルコールと多量に含んだものを入れないで下さい」と有りました。少しならいいんだなーとおもったので、ヒバ水なら問題無さそうです。
消毒用エタノールIP
使い方。
注意書き。
スプレーボトルのキャプを取って
ヒバ油を2滴入れました。
そして、消毒用エタノールIPを少しだけ注ぎます。ヒバ油が水に溶けやすくなるように混ぜ合わせるくらいでいいです。
そして、あとは精製水を注ぎます。 普通の水でも大丈夫です。でも、買っても100円しないので、買ってきました。コスモスで98円です。なので、せっかくなので精製水にしました。その方が本格的っぽいしw。
健栄製薬 日本薬局方 精製水 500ml(ワンタッチ式キャップ) [第3類医薬品]
精製水をスプレーボトルに注いだら、白濁しました。一時的なものかと思ったらずっと白濁しています。どういう化学反応でそうなるのかはわかりません。単に水とヒバ水を混ぜた時には白濁しなかったので、消毒用エタノールがそうさせるのでしょうか?
(調査中)……………。
調べてみました。つまり、これが正しい状態です。ヒバ油に消毒用エタノールを混ぜて乳化した状態、水に対して可溶性に変化したわけです。なので、水に混ぜると白濁したわけです。乳化とはよく言ったものです。これは、ヒバ油が水にちゃんと溶けた証拠なわけです。
ということは、前のヒバ油をただ水に混ぜただけではやっぱり、水と分離していて中途半端な代物だったわけですね。
無水エタノールではないので、本来は無水エタノールがベストなわけですけど、もうちょっと消毒用エタノールの分量を増やして混ぜればもっとよく溶けて白濁が濃くなるかもしれません。次はもう少し消毒用エタノールの分量を増やしてしっかり溶かしたいと思います。これでも前のモノよりかなりましになったぽいのでかなり満足では有りますけど。
完成です。これを100円ショップで買ってきたコットンにスプレーして、私の家族、猫のレオの耳を拭くのに使っています。ヒバの独特の匂いが結構するので嫌がるかなーと思ったのですが、あんまり嫌がりません。これが自分の為に必要な物だとわかるのでしょうか?
フロントラインはものすごい勢いで嫌がるんですけど、悪いものだとわかるんでしょうか?防虫効果もあるらしいので、ダニやノミよけを期待して、フロントラインの代わりに耳を拭くついでに首筋に塗ったりしています。
後日、もう一本作りました。ミッキーマウスっぽい柄のスプレーボトルです。これは母にあげました。畑仕事の虫除け用です。ちょっと季節的に遅すぎましたけど。ダニよけになるらしいので、最近はマダニによる死者なんかも出ているので、畑に行く時に両親に使ってもらいたいです。
今気が付きましたが、最初の写真を見ると分かりますが、2本目は消毒用エタノールIPを前より少し多めに入れたので、白濁が濃くなっています。やはり消毒用エタノールの分量はもう少し多い方が良かったようです。
まあ、そんなわけで、ヒバ水出来ました。
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