Google Chrome Portableのインストールとバージョンアップ作業のやりかた
Google Chrome – Stable Channel Update – セキュリティホール memo
Google Chrome 4.1.249.1036 for Windowが出てますね。セキュリティホールmemoさんによれば9件の欠陥の修正が行われているようです。通常のGoogle Chromeをインストールしている人は使っていれば普通にアップデートを促されますが、ポータブル版のGoogle Chrome Portableを利用している場合は最新バージョンへの移行を手動で行う必要が有ります。
一応ポータブル版のマニュアルにやり方らしきものが載っていますが英語なのでよく読んでないのですが(読めないw)、「俺式」の方法を書いて置きます。
- サイトから最新のインストールファイルをダウンロード
下記のサイトから最新のGoogle Chrome Portableをダウンロードします。
Google Chrome Portable | PortableApps.com – Portable software for USB drives今回の場合下のファイル名のファイルがダウンロードされます。
GoogleChromePortable_4.1.249.1036_online.paf.exe - ダウンロードしたファイルを実行して適当な場所にインストール
初めて使う人はこのインストールが終われば普通に使ええます。
参照ボタンでインストール先を指定してあげます。
いくつかの方法で試してみましたが、前のバージョンの場所に上書きでも特に問題有りませんでした。
新規にGoogle Chrome 4.1.249.1036をインストールした場合最初からメニューなども日本語でした。
古い環境に上書きした場合、前の設定の関係などでメニューが外国語になってしまう現象が有りました。たぶんロケーションファイルを日本語だけ残して他を削除して対応したために、メニューの言語設定はドイツ語のままに成っていたためと思われます。
そういう場合はGoogle Chrome Portableをインストールした
GoogleChromePortable\App\Chrome-bin\4.1.249.1036\Localesフォルダの中をja.dllだけ残してあとは削除してChromeを一旦終了してから再度実行するとメニューが日本語になるので、今後のために
オプション>硬度な設定タブ>ウェブコンテンツ>フォントや言語を設定>言語タブ>Google Chromeの言語で「日本語」に選択し直しておいてください。
上書きが心配な人は、一旦別の場所にインストールして、古いバージョンをインストールしたフォルダの中にあるprofileフォルダをそのままコピーして新しくインストールした処にコピーすればお気に入りや、開いているタブの情報やログインパスワードやエクステンションなどブラウザに保存している情報をそのまま以降できます。パスは下記の場所です。
GoogleChromePortable\Data\profile
新しくインストールした方にprofileフォルダをコピーしてからブラウザを起動して、正常にデータを移行できたことを確認したら古い方を削除するといいかと思います。
あと、Google Chromeは起動時のオプション指定でキャッシュフォルダの場所を変更したりと様々な設定変更をすることができます。詳しくは下記のサイトを参照。
起動オプション – Google Chrome まとめWiki
Google Chrome Portableの場合はコマンドラインオプションではなくファイルで設定を変更できます。Google Chrome Portableをインストールしたフォルダの下記の場所にGoogleChromePortable.iniというファイルがあるのでこれを、GoogleChromePortable.exeと同じ場所にコピーします。
GoogleChromePortable\Other\Source\GoogleChromePortable.ini
中はこんな感じになっています。
; This file contains the Google Chrome Portable default settings.
; You can copy this file to GoogleChromePortable\ and change settings in it.
; Any settings missing from that file will have their defaults (listed here)
; used.
[GoogleChromePortable]
Google ChromeDirectory=App\Chrome-bin
; The main app directory
ProfileDirectory=Data\profile
; The profile directory
SettingsDirectory=Data\settings
; The directory containing settings. Currently only used for the master
; password hash, if enabled.
AdditionalParameters=
; More parameters to pass to chrome.exe, use to enable experimental features.
Google ChromeExecutable=chrome.exe
; The EXE name
例えばZ:ドライブがRAMディスクの時Google Chrome PortableのキャッシュをRAMディスク上に作成したい場合は、上のファイルAdditionalParameters=
の部分を以下の様に変更するとできます。
AdditionalParameters=–disk-cache-dir="Z:\GoogleChromePortable"
タグ : Google, Google Chrome, ブラウザ
バージョンアップですが、
profileをコピーしてから起動して、データの移行に成功しましたが、
古いバージョンのが削除できなくなってしまいました。
最後はファイル強制削除ソフトで削除できました。