[アニメ]落語天女おゆい

落語天女おゆい Vol.1 [DVD]

◇関連:落語天女おゆい
◇関連:落語天女おゆい – Wikipedia

GyaOを見てるとたまに全然知らない12話位のワンクール物が配信されたりするんだけど、まあ、話数が短めということでだいたい詰まんないんだろうなーとか思ってあんまり期待しないんだけど、予想に反してたまに面白いものがあったりします。「落語天使おゆい」もそうですが、タイトルからしてなんだか意味わかんないし、落語?なんか関係あんの?みたいな感じでとりあえずみてみたのですが結構おもしろかったです。まあ、話は安直ですけど演出的には見ててうざったい所はなく気持ちいいです。

内容としては、タイムスリップした女子高生や大学の先生みたいな女性たちがお江戸の町で妖怪と戦うっていうストーリーなんですが、ヒロインのおゆいが落語家を目指して桂歌丸の弟子入り志願してたり実際に歌丸師匠が声優やってたりで、そういう部分もちょっとおもしろかったり。ただ歌丸師匠がアニメだからって美化されているのはどうかと思うw。

からくりロボットやタイムマシン作っちゃう平賀源内とか出てきたりするんですが、平賀源内といえばエレキテルで有名な人ですが、SF好きにとっては初心者から玄人まで平賀源内というキーワードを聞くとなんかわくわくするんじゃないかと思います。そういう点でそういう痛いところを突いてくる狡猾さは評価に値しますw。

あとは、なんというか、単に江戸時代という時代設定だけでなく、さすが噺家さんが原作なだけあって江戸の文化をちゃんと表現しているところが好感が持てるしちょっとだけ勉強になる。まあ、知ってる事がほとんどだけど。

たとえば、「無限の住人」とか「シグルイ」みたいに単に時代設定が江戸時代みたいな感じだとちょんまげでお侍のかっこうしてたり女の人は着物着てたりするけど、日光江戸村や時代劇とおんなじで恰好がそうだというだけで文化が全然伝わってこない。だけど、落語天女おゆいだと、担ぐタイプの移動式のそばの屋台や寿司の屋台などが出てきたり、落語の話や台詞が出てきたりちょっとだけプラスαがある分面白く感じる。

結構落語の演目ネタがでてきたりして(牡丹灯篭、火焔太鼓等)落語好きにはたまらない演出があったりするのではないだろうか?(僕はよくわかんないけどw)

妖怪も適当な物ではなく、妖怪浮世絵の「相馬の古内裏」だったり、牡丹灯篭灯籠だったりで面白い。勉強にもなる。

歌川国芳「相馬の古内裏」 – 写真 – MSN エンカルタ 百科事典 ダイジェスト[http://jp.encarta.msn.com/encnet/refpages/RefMedia.aspx?refid=262538442&artrefid=761577854&sec=-1&pn=1]

呪文も落語から引っ張ってきたものや、「しんねりむっつり」、「おめだるい」など面白い言葉遣いなども学べて面白と思う。

同じワンクール物でも同じくGyaOでみた予想の斜め上をいくつまらなさの大魔法峠とは大違いでしたw。

俺的評価: (結構おすすめ)

 

魑魅魍魎の世界―江戸の劇画・妖怪浮世絵

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