自動車ののリモコンキー(キーレスエントリー)の修理をした。

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昨年、5月頃、10年ぶりに実家に帰って来た時、上のリモコンキーでUNLOCKのボタンが聞かないことに気が付きました。電池切れかと思って交換してみたのですが、直りませんでした。

基盤を見てみると、ボタンの根元のはんだが外れてボタンがずれていることに気が付き、指でずらすとUNLOCKボタンが効くようになり、自動車のドアを開けられるようになりました。

それまでずっとほったらかしだったらしいです。

で、そのまま今年の夏までそのまま使っていたのですが、またUNLOCKが使えないことに気が付きました。

それで、基盤のハンダ付けをちゃんと直すことにしました。

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レオを抜糸に連れて行って帰って来て直ぐの事です。

マイ工具箱から、ハンダゴテとハンダを取り出します。これらは箱も含めて去年このリモコンキーを修理しようと思ってダイソーで買っておいたものです。

精密ドライバーと普通のドライバーが出て来ました。この間バリスタの分解清掃用にかったプラスのドライバいらなかったんじゃ・・・。

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ハンダゴテを握るのは本当に久しぶり。うまく出来るでしょうか?ハンダゴテもハンダもどちらも電子工作用の20Wの物です。

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リモコンキーの蓋を外します。コインやドライバーを溝に差し込んで捻ると簡単に開くようになっています。

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蓋の方。

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真ん中にある、ボタンが曲がっているのがわかると思います。根元のハンダが取れてしまっています。

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基盤の表側です。ボタン電池を外した状態です。ボタン電池を外すにはボタン電池の片方を押し込むと片方が浮くようになっています。

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指で、ボタンの歪みを直しました。これでとりあえず使えるようにはなるはずですが、今回はちゃんとハンダ付けします。

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ダイソーでかった、電子工作用半田ごて、420円でした。

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ダイソーでかった精密作業用ハンダ。多分100円。

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コンセントにコードを差し込んで温めます。ひとつ忘れていたことが有ります。

濡れたスポンジを用意するのを忘れてしましました。

それからコテ置きもあったほうがいいです。

スポンジは専用の物がいいのですが、普通のスポンジを水で湿らせたものでも大丈夫です。

ハンダが半田ごてにこびりついて作業しにくくなった時に、こて先をスポンジでこすると余分なハンダが取れて精密作業をしやすくなります。

半田ごては暑いものですから、そのまま置いてしまうと焦がしたり最悪火事になります。金属製のコテ置きやその代わりになるものを用意して、確実に半田ごてを置ける場所を用意した方がいいです。

今回はどちらもなしで無理やりやりました。

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それからもうひとつ、私の目の老化が進んでいましたw。細かいものを見るのが苦手になってます。ルーペを用意しました。これで基盤の表面を見ながら作業を行いました。

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玉になってますが、なんとかハンダ付けすることが出来ました。

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上から見るとこんな感じ。

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ハンダ付したところを拡大。

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組み立てて終わり。

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横から見るとこう。

早速ちゃんと直っているか、2階の窓から車に向けてLOCKボタンとUNLOCKボタンを何度も押してみて実験。

大丈夫、ちゃんと直ったようです。

ダイソー。なんでも買えて便利です。でも、半田ごてちょっと高くないですか?

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