【映画】『エイリアンVSプレデター』の感想
Posted by kumacchi on 2010年11月18日 , No comment
GyaO!で『エイリアンVSプレデター』を視聴した感想。2004年のアメリカ映画。ジャンルはSF・アクション。興行的には成功している。
エイリアンvs.プレデター|無料動画 GyaO![ギャオ]|映画
ストーリー
ある日突然南極の氷の下に熱源が現れたことを衛星がキャッチする。どうやらピラミッドらしきものが氷の下600メートルにあるらしい事が判る。ある資産家は病に侵され残り少ない人生を掛けて歴史に名を残すべく世界中からスペシャリストをあつめこのピラミッドの探検を試みる。
感想
前にも何かで見たことがある。普通に見る分には十分面白い。普通に考えると、1980年代の兵士に倒されるプレデターと、宇宙航海時代の装備の人間たちでさえ全滅させられてしまうエイリアンがまともに戦ってもエイリアンが強いに決まってるだろうというイメージがどうしてもある。あまりSFという感じじゃない。取ってつけたようなプレデターとエイリアンの関係の設定がもうちょっと頑張って欲しいと思う。
ギリギリ助かるか助からないかというアクションがあまりにもギリギリすぎて、普通助からないだろ感がすごい。逆にギリギリすぎて助かるのが見え見えになってしまう。
あまりにもCGがでしゃばりすぎている感が半端ない。もうちょっとCG使ってることがわからないくらいにうまくやって欲しい。
エイリアンVSプレデターというのが安直過。探検が始まるまでの前半の映像がなんか凄く軽い。色々凄いストーリーに盛り上げようとしているが空回り感がある。
個人的には、エイリアンVSプレデターというより、エイリアンVSアーノルド・シュワルツェネッガーとかエイリアンVSブルース・ウィリスとかで全盛期の二人の映画がみたかった。
ネタバレ
普通に面白いとは思うが、気に入らない部分が多少あるので書いてみると、
- アレクサにエイリアンを解体して武器を作ってあげるプレデターに萌える。わけねーだろ。萎える。
- アメリカ人がよく日本のゲームはヴィジュアル系のなよっとしたのがでっかい剣を振り回して敵を倒すのがおかしいとのたまわっているが、その意見には賛成であるが、この映画も軍人ぽいのが全然活躍しないで簡単にやられて女性が活躍してしまうってのはどうなの?まあ、エイリアン ファースのリプリーのオマージュなんだろうけど?
- プレデターの設定がよくわからない。戦闘民族で闘いの名誉を重んじるのは分かるけど、最後に剣を渡して去っていくとか前作でも1700年代の拳銃を渡されたりしてるけど、なんか演出としてあんまりパッとしない。
- プレデターが肩に装着するレーザー兵器みたいな物をピラミッドの中に置いてあるわけだけど、なんで最初から装備してないでわざわざそんなところに置いてあるのか意味不明。凄くつまらない設定だと思う。
- プレデターが地上に登場シーンにポッドみたいなもので派手に地上降下するわけだけど、隠密行動のプレデターがあんな派手な物的証拠が残るような登場するという設定がどうも受け付けない。科学力あるんだしもっとスマートに地上に降りてこれないの?最後は普通に大きな宇宙船で帰っていくし。
- プレデターの装備がエイリアンの酸の血液で溶けるという設定はあんまりよくない気がする。酸ぐらいでは解けなさそうな装備だと思ってたのにがっかり。
- そもそも、ピラミッドのおびき寄せたプレデターが地球人より遅れて到着するとかどうなのよ?
- ラストの腹から飛び出すオチは萎えた。『うわーやっちゃったよ』って思った。
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カテゴリ:
映画