SQLiteSpyを1.8.16から1.9.3にアップデートした件
私がもっぱら趣味で利用するデータベース(以下DB)はSQLiteなのですが、DBの中を参照したり、値を弄ったり、SQLを考えたりするときに便利なのがデータベースマネージャです。コマンドラインインタフェースよりGUIベースで色々出来たほうが便利なのはいうまでもありません。
SQLiteにもいくつかデータベースマネージャがあるのですが、私はSQLiteSpyを使っています。このところずっとバージョン1.8.16を使っていたのですが、SQLを実行するとよく固まったりするので、だましだまし使っていました。
SQLite Home Page
SQLiteSpy [Delphi Inspiration]
SQLiteSpyの画面は画像のように4ペインになっています。左側にテーブルのリストと構造がツリー形式で表示されます。右側の1段目にはSQLを記述して実行することができます。SQLは枠内全部または、ラインで実行を制御出来ます。2段目には実行したSQLの結果が表示されます。左ペインでテーブルをダブルクリックするとSELECT *されたのと同じ結果が表示されます。右側3段目には2段目のセルをクリックした時のその内容が表示されます。値をコピーするときなどに利用します。
2段目のセルをクリックしてF2を押すとエディタが起動して値を編集することができます。
で、AMA-TOOLBOXのSQLをリファクタリングしていたところ、1.8.16でSQLを実行すると2回目に固まるので、新しいバージョンはないかと配布元を見に行ったら既にバージョン1.9.3まで進化していました。大きな違いは1.9.3ではエンジンがSQLite 3.7.16.1.になっていることです。
で、最新バージョンの1.9.3で試してみたところ、全く固まらなくなりました。しかもSQL実行もかなり早くなっています。エンジンの違いでしょうか?
バージョン1.6.0の頃から使い始めたのですが、今までにも何度かバージョンアップして来たのですが、あまり変わらないのでそんなものかなと思っていたのですが、1.9.3は違ったようです。1.9系になってだいぶ使い勝手が良くなったようです。
まだ、古いバージョンを使ってる人はバージョンアップをおすすめします。