ImageMagickのインストール
今日RedHat Linux9にImageMagickをインストールしたのでメモ
ImageMagickって言うのはグラフィック変換系のライブラリ群でperlやその他の言語からライブラリとして利用することで様々な画像の加工をプログラムから行う事ができる様になります。
今回はperlから利用するプログラムをWindows上で書いたのですが、ターゲットマシン上で動作しなかったのでImageMagickの最新版をソースからコンパイルしてインストールしました。
元々Linuxマシン上にrpmで入っているImageMagickが有りましたが、作ったプログラムを実行してみるとStrip関数でエラーが出るのとバージョンが5.x.xと古かったのでいろいろ不具合も有る有ろうと最新版を入れることにしました。問題は古いRedhat9でコンパイルできるかです。w
下のImageMagickのサイトから最新のソースのありかを調べます。
現在の最新バージョンは6.3.5-2の様です。
http://www.imagemagick.org
ftp://ftp.kddlabs.co.jp/graphics/ImageMagick/ImageMagick-6.3.5-2.tar.gz
日本のサーバーだと上当たりがよさそうです。
1.インストールするlinxマシンにsshで接続します。
2.プログラムをダウンロードする適当なディレクトリに移動
cd /usr/local/src
3.wgetでさっき調べたソースのurlからダウンロードします。
wget ftp://ftp.kddlabs.co.jp/graphics/ImageMagick/ImageMagick-6.3.5-2.tar.gz
4.ダウンロードできたらtarコマンドで解凍します。
tar -zxvf ImageMagick-6.3.5-2.tar.gz
5.解凍したらディレクトリが出来るのでその中に移動します。
cd ImageMagick-6.3.5
6.とりあえずconfigureしてみる。
./configure
configureすると勝手に色々調べてくれてmakeする環境を整えてくれるわけですが
configureすると色々ズラズラと表示されるわけですがチェックすべきところは
最後の結果の表示のところです。
自分が使いたい画像の形式がちゃんとyesになっているかチェックしましょう。
僕の場合はjpeg,png,gifが使いたいのでチェックしたのは下記の3箇所、yesになっていればOK
JPEG v1 --with-jpeg=yes yes PNG --with-png=yes yes ZLIB --with-zlib=yes yes
大抵の場合下記の3つのライブラリが有れば事足りる(と思う)
libjpeg
zlib
libpng
6.1.実際には、一回目のconfigureではjpegがnoになっていた
6.2.rpmコマンドでlibjpegがインストールされているかをチェックした。
rpm -qa|grep jpeg
libjpeg-6b-26
入ってる用だが。
6.3.apt-cache searchコマンドでlibjpeg関連をサーチしてみる
apt-cache search libjpeg
libjpeg – A library for manipulating JPEG image format files.
libjpeg-devel – Development tools for programs which will use the libjpeg library.
libjpeg-develが有るのでこれをインストールすれば、認識しそうだ。
apt-get install libjpeg-devel
6.4.libjpeg-develをインストールしconfigureを再度実行したらjpegを認識した。
7.makeする。
make
8.makeが成功したらinstallする。
installする前に元から入っているImageMagickをアンインストールした
apt-get remove ImageMagick Imagemagick-perl
そして
make install
インストールが完了。
▼ImageMagickのオフィシャルサイト
http://www.imagemagick.org/
▼ImageMagickのインストール解説ページ
http://www.imagemagick.org/script/install-source.php#unix
タグ :