「図書館で借りて読んだ」を作家に直接告げる行為の是非 – INTERNET Watch

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インターネットウォッチを見てたら上のページの記事でTwitterで作者に「図書館で借りて読みました」とわざわざいうことについての是非が議論になっているようです。

作者様曰く「お金を払うのがもったいないから図書館で借りて読みましたと言われているみたいで地味に傷つく」のだそうでデリカシーを持とうねというお話なのですが、

考えすぎじゃないかなー。わざわざ図書館で借りる人ってほとんど社会人じゃないと思うんですよね。学生には図書館は身近なものですし逆に社会人にとっては割と遠い存在ですよね。社会人なら働いてお金があるから読みたかったら内容が面白いかつまらないかにかかわらず自分で買ったほうが手っ取り早いし、学生だとわざわざ学校等の図書館にあるものをお小遣い削ってまで買って読まないですよね。だからごく普通に事だと思うんですよ。この話題の作者さんも学生の頃にたくさん本を読んでるみたいですが全部買って読んでたのかなーブルジョアだったのかなーとちょっと思った。

僕も映画やアニメの感想書く時は借りてみたとかGyaOで見たとか映画館で見たとかインフラのこと書くし。(作者に直接いうのとは違うけど)

実際僕は学生の頃は本は殆ど図書館で借りたものを読んでましたしお小遣いを削って本を買ったことはほとんどなかったですね。漫画以外はw。図書館で読んでどうしても手元に置きたくなった場合は買いました。僕の場合はそれが「地底世界ペルシダー」シリーズや「夏への扉」だったり「赤毛のアン」シリーズだったりしたわけです。

図書館で読んだ人間に『どうしても手元に置いておきたい!』と思わせるような作品を書いていただきたいものです。

この方SE出身みたいなのでコンピュータ関係の話はリアリティーありそうですよね。機会があれば読んでみたいとおもいました。

ここからはいつもの脱線

#小学生頃、学校の図書館の蔵書はとても少なくてSFで読むものがなくなって困りました。しょうがないので小6の頃に初めて買ったSFの文庫本は「宇宙船ビーグル号の冒険」でしたが小学生にはちょっと内容が難しい感(というか翻訳が堅苦しい感じ)があったのを覚えています。話自体は面白かったと思います。たしか全ての分野の科学を学んだ総合科学者みたいな人が他の専門分野のみの科学者達に最初は疎まれながらも謎の超宇宙生命体(宇宙空間に漂う巨大なエネルギー体みたいな感じ?)とその全ても科学を学んだ応用力で臨機応変に戦い問題を解決していくみたいな話だったと記憶している。

宇宙船ビーグル号の冒険 (創元SF文庫)

アマゾンで探してみたらこれがあったけど僕が持ってるのと表紙の絵がちがうもっとデススターっぽい宇宙船が書かれてた表紙だった。

と、ぐぐってみたら見つかった。僕が持ってるのは下の表紙の文庫本350円位だったと思った。

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スペースオペラ[http://akumaru0329.fc2web.com/space/space14.htm]

下のサイトを見ると400円だったらしい。確かにそんな感じだったような気がする。今アマゾンとかで買うと倍くらいするんですね。

創元SF1/うさぎ堂

地底世界ペルシダーはアマゾンや楽天で検索しても画像が見つからないですね

地底世界ペルシダー―ペルシダー・シリーズ (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)

下記のサイトからちょっとお借りしました。

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ハヤカワ文庫SF16『地底世界ペルシダー』 At the Earth's Core(1922)

なんか画像がないということはもう絶版なのかなー。面白いのに。やっぱり地球空洞説がもう時代遅れなのでリアリティーが無いということなのでしょうかね。

内容的には冒険もので地球の内側が空洞になっていてそこには別の世界があって恐竜時代の様な世界で古代の様な生活をしている人間もいるが知能のあるプテラノドンの様な生き物が世界を支配している。主人公はそんな世界に友人のじーさんがつくった鉄モグラというモグラタンクに乗って地底を冒険しているうちに迷い込んでしまう。主人公は現代の知識をつかって危機を切り抜け敵を倒し英雄となり地底世界の王になっていくという話。だったとおもう。

で、定番なのがハインラインの「夏への扉」タイトルからは想像つかないけどとても良くできたタイムパラドックスもの、知り合いに裏切られて冷凍睡眠にされて50年とか100年後の世界に送られてしまう男の物語。どうにかして過去の世界に戻ってリベンジを果たすという痛快な作品です。本の表紙は下のような感じだったと思うwww。

夏への扉

アマゾンにちゃんと画像ありましたw。

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

Togetter – 「「図書館で本を借りて読みました」と言う人に対する、作家・福田和代(@ kazuyo_fuku)さんとその周辺の呟き」

Togetter – 「作家・我孫子武丸氏、図書館問題について語る」

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