androidのGPSロガーアプリ個人的まとめ
androidのGPSロガー系アプリの個人的メモ。
山旅ロガー
このソフト自体にはマップに表示する機能はない。地図ロイドと組み合わせて利用する。そういう意味では少しめんどくさいかもしれない。といっても、このアプリから地図を表示しますのボタンをタップだけで、現在記録中の軌跡が地図ロイドの画面に描画される。
ただし、無料版の山旅ロガーではリアルタイムに地図ロイド上に軌跡を描画することが出来ない。リアルタイムに地図ロイド上に描画するには有料版の山旅ロガーGOLD(350円)が必要。
山旅ロガーGOLD+地図ロイドを利用する場合の利点としては、ヤフー地図と国土地理院の地形図をキャッシュできるので、インターネットに接続できない場所でも利用できるという点。このためだけにこのアプリを利用する価値がある。
そういう意味で、山登りやハイキングに利用するGPSロガーアプリとしてはこれ1択である。
山旅ロガー – Google Play の Android アプリ
山旅ロガーGOLD – Google Play の Android アプリ
地図ロイド
地図アプリ。ヤフー地図と国土地理院の地形図をキャッシュできるので山登りには重宝する。山旅ロガーGOLDと組み合わせると上の写真のように画面上にリアルタイムに軌跡を描くことができる。
ほかにも、
- 地図上の高度をピンポイントで表示。
- Googleマップを表示。
- マピオン3Dっぽい表示。
- 直線で距離を計測。
- 地図上にコースをエディットして表示。
など、多彩な機能がある。もちろん、GPS情報を取得して現在位置を表示したり、現在位置をブックマークしてメモをつけたりなどの基本的な機能も備えている。
特異点としては、地図をキャッシュできるのが大きい。Google Mapやナビが地図のキャッシュを出来ない現状。地図ロイドのキャッシュ機能の存在意義は大きい。したがって田舎や山登りでは現状これ1択である。
地図ロイド – Google Play の Android アプリ
My Tracks
Googleが作ってるGPSロガーアプリ。通常GPSロガーなどは電池の消費を気にして位置情報の取得間隔を長めに設定することを推奨していることが多いが、このソフトはデフォルトが最小値(1秒)でしかも推奨値になっている。
まあそのほうがきめが細かいログが取れるので視覚化した時に綺麗なのは確かである。
推奨値が1秒だけあって1秒ごとにログを取得する精度は高い。一方山旅ロガーは1秒毎の位置情報取得だとログが詰まった感じになるのは下記記事とのおり。
【GPSロガー】GPX形式をITM形式に変換するウェブアプリを作りました。 – KUMA TYPE
このソフトひとつで、GPS情報の取得から地図上に描画まで出来るので、山旅ロガーよりはハードルが低い、使い方も簡単。町中や電波が届くところならMy Tracksがオススメ。とにかく簡単に使いたい場合はこれをおすすめする。
地図の切り替えがPC-88のハイドライド方式、画面の端まで行ったらスクロールタイプなので、ずっと車の位置は固定で地図だけが動く設定がほしい。(もしかしたらあるの?)
あと、地図のキャッシュは出来ないが、最初にGPS情報の記録を開始した時にある程度広範囲まで読み込むみたいで、ネットが使えない所でも、広域地図を拡大してボケボケではあるが無理やり位置を表示してくれたりする。(限界は有ると思われるが)
My Tracks – Google Play の Android アプリ
ツーリングスパイスマップ
ツーリングライダー向けの地図アプリ。GPSロガー機能がある。が、リアルタイムに軌跡をマップに描画は出来ないようだ。後からログを読み込んでマップ上に描画することはできる。
一つ発見したバグが有り、ログをGPX形式で出力した後に、再度同じログをGPX形式で出力する場合、前のGPX形式のログが残っていると、上書きではなく追記されてしまう。
結果、GPX形式のログを読み込めるソフトに読み込ませるとエラーになって読み込めなかったりする。
利点は、スリープしないように設定できること。
ツーリングスパイスマップ – Google Play の Android アプリ
随時、気づいた点や新しい機能や新しいアプリを試した時は追記していく。