PSoneからPSX BIOS DUMPERとPCツナイデントUSBメモリとるで吸い出したBIOSをePSXeで動作チェックしてみた
前回の記事で無事PSX BIOS DUMPERでメモリーカードに吸い出したPS1のBIOSをPCツナイデントUSBメモリとるで読み取ることができたわけだが、今日実際にマージしてPSXEに組み込んでみた。
「PCツナイデントUSBメモリとる」ではセーブデータのファイルをmcbとpsmという拡張子の形式のファイルを生成できるが、mcbは個々のセーブデータでpsmはメモリーカード全体のイメージデータである。
そしてバイナリエディタで比較してみたところePSXeなどで使われるメモリーカードのファイルmcrはpsmと同じものであることが判明。単に拡張子を変えてあげるだけで使えるようになる。
なので吸い出したBIOSは念のためmcbとpsmで保存しておいたがbiospt1.psm~biospt5をpart1.mcr~part5.mcrにリネームしてマージするだけでBIOSファイルを作ることができた。
ePSXe 2.0.5を導入してみた。
ちゃんと吸い出したSCPH-100のBIOSは動作した。
BIOSのDUMPが入っているメモリーカードもちゃんと読めている。
で、次はもう一台あるプレステSCPH-3500のBIOSを吸い出すことにした。
箱から出して線を繋いで電源を入れてみると火を噴くこともなくちゃんと電源が入ってくれた。BIOS画面に行かずなんだかディスクを読みに行ってそのままになっているので何かディスクが入っているのかと蓋を開けてみるとこれまた懐かしいディスクが入ったままになっていた。
20年以上入れっぱなしだったんだなー。このPSで最後に遊んだゲームはこれだったという若干遺跡発掘をした気分。
やルドラシリーズの季節を抱きしめてw。全編アニメで進行するコマンド選択式で物語が進んでいき様々なエンディングにたどり着くすべてのエンディングを見るのは至難の業なゲーム。且つプレステのCDドライブにやさしくないゲームでもあるw。私もかなりやり込んだがすべてのエンディングを見るに至っていない。いくつか持っていたはずだけどこれは最初のかな?
そしてこのSCPH-3500はBIOS画面まではいくがどうしてもゲームの起動には至らなかった。PSX BIOS DUMPERが起動すればいいやと思ったがそれも無理だった。音も出ないしどうやらコンデンサがいろいろ死んでるっぽい。
コンデンサの交換などの修理作業が必要になりそうだ。
これはそのうち挑戦してみたいが今回はまた眠りについてもらおう。
そういう訳でせっかくパッチを当てたPSX BIOS DUMPERのCD-Rまで作ったのにBIOSを吸い出すことはできなかった。
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