【映画】『新・悪名』の感想

悪名 DVD-BOX

無料動画 GyaO!で映画『新・悪名』を視聴した感想。1962年の

新・悪名|無料動画 GyaO![ギャオ]|映画


スタッフ・キャスト

監督:森一生 脚本:依田義賢
出演:勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、浜田ゆう子、藤原礼子、万里昌代、須賀不二男、沢村宗之助、武智豊子、伊達三郎


あらすじ

第二次世界大戦が日本の敗北で終わり八尾の朝吉は14年ぶりに日本に復員してくる。しかし朝吉は戦死した事になっており妻のお絹は既に他の男と結婚して子供まで儲けていた。朝吉は前作で死んだモートルの貞の母親を引き取り、大阪の闇市で戦地で培った炊事の能力を活かして5円雑炊屋をはじめたりするが、ヤクザ時代の手下だったスガマサ=勝(須賀不二男)が率いる土建屋の大淀組第三国人達が組んで闇市の露店を立ち退かせ娯楽施設のビルを建てることを目論む。朝吉は闇市の店主たちや娼婦たちをまとめてコレに対抗する。


感想(ネタバレを含む)

水谷良重(水谷八重子)が出てねー琴糸ファンなのにー(´;ω;`)、今作は前作と前前作の監督である田中徳三と違い森一生が監督している。映画自体は前作の1年後に公開されているので1年後であるが、ストーリー的には前作の終わりから14年後を描いている。最初のシーンで何年ぶりに復員したのか列車の中で聞かれるシーンがあるが、何年と行ってるのかよく聞き取れないが、満州事変の頃からと行ってて帰ってきたと言っているので西暦で計算すると14年くらいになる。ちょっと思ったのは14年後といえば貞の子供は少なくとも13歳くらいになってないとおかしいと思うのだがどう見ても小学生っぽい感じなのが違和感があった。登場人物が一気にみんな老け顔になっている。前作が若く見えるようにメイクしていたのか今作が老け顔に見えるようにメイクをしているのかはわからない。。。調べてみた。この映画当時中村玉緒はまだ23歳なのでやっぱり老け顔メイクしていたのだと思われる。田宮二郎は変わってないように感じるがやはり貞の弟役清治だからだろう。それに比べて朝吉役の勝新太郎は一気におっさん化している。実年齢的にもこの時31歳位である。田宮二郎はこの時二十代後半。前作でモートルの貞は死なせてしまったのでどんなふうに出てくるのかと思ったら貞にそっくりな弟役清治の役だった。スガマサの土建屋に清治が行くシーンがあるが元の自分の親分そっくりなんだからもっと驚いてもいいのではないかと思った。今作は中村玉緒の出番も凄く少なかった。まあ、他の男の嫁になってしまっているので仕方ない。その為かwikipediaの出演者を見ると次回作『続・新悪名』ではもう登場しないっぽい。そのかわり水谷良重がまたでるっぽい。

戦後の混乱期の様子が垣間見えておもしろい。第三国人とか最近では石原都知事くらいしか使ってないんじゃないかという言葉も出てきたりして時代を感じる。まだ戦後15年位の頃のなので戦争を知っている人達が作っている映画でありリアリティーがあるのも当然だろう。

復員してきたら嫁が他の男と結婚してたというのは実際よくあったらしいが、このストーリーをつかったドラマなんかも昔はよく見かけた定番中の定番。

今作はなんだか内容が少し薄く感じたがまあ面白かった。

ただ、ダメ映画になりかかっている要素をいくつか見かけた。夫婦漫才っぽいシーンがあるがあれは当時人気の漫才師だったのではないかと予想するが映画に関係ないそういうのいらない。出入りに備えてオカマが人を集めてドヤ顔でやってくるシーンとかダメ映画になりかかっているのをちょっと感じた。監督が違ったからだろうか?そのせいかは知らないが次回作はまた監督が元の田中徳三に戻るようだ。後々はまた森一生がやるみたいだが、監督のせいだったのかは次回作の「続・新悪名」を見る機会があったらその時判断することにしよう。(夫婦漫才っぽいのは夫婦漫才コンビの島田洋之介・今喜多代らしい。知らないけど)

悪名 – Wikipedia
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新・悪名 – goo 映画
満州事変 – Wikipedia
終戦の日 – Wikipedia
三国人 – Wikipedia
勝新太郎 – Wikipedia
中村玉緒 – Wikipedia
田宮二郎 – Wikipedia
島田洋之介・今喜多代 – Wikipedia

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