父のシルバー人材の仕事を見学に行ってきた件

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父の仕事用の愛車w。

シルバー人材センター – Wikipedia

うちの父は昭和一桁に近い世代で働き者です。70歳を過ぎていますが、毎日元気にシルバー人材センターにもらった仕事で働いています。この就職難の時代に若い人達よりよっぽど仕事があるのかもしれません。それなりに年金ももらっているので生活には困ってないはずですが、半分は趣味で半分は健康の為といったところでしょうか?後は家族のために少しでもというのもあるかもしれません。現役と同じ規模で働かないのがシルバー人材の原則のようなので1日の労働時間や年収にしたら大したことはないはずですがそれでも仕事があるというのは生きる意義や自分のアイデンティティを保っていく上で必要なのかもしれません。

シルバー人材センターというのは定年退職した老人たちに仕事をワークシェアリングで与えてくれるところで、昔テレビで見た時には年金の受給に影響のない範囲で仕事をくれる様なところだったと記憶しています。仕事内容としては所謂何でも屋でそれぞれが持ってる技能で自分にできる仕事を受けて行うという形態の様です。Wikipediaやシルバー人材センターのサイトを見ると詳しく書いてあります。誰でもできることから技能が必要な作業まで様々です。

うちの父の場合は、一時期はマイクロバスの運転、現在は一般家庭や農家や公共施設の消毒(農薬の散布)や除草剤散布、草刈り、畑を耕したり、畝を作ったりなどの農作業などを主に行なっています。

道具などはシルバー人材センターで貸してくれるようですが、父は取りに行くのが面倒だとのことで元々持っていたものも含めて自前の道具を揃えています。

シルバー人材はワークシェアリングが基本なようですが、依頼してくる人から指名などもあるようです。もちろん指名されたからといって指名料がもらえるわけではありません。wwwでも歩合制なので仕事の依頼が増えればそれだけ実入りも増えるのかもしれません。

職種によってはやる人が少なかったりするので忙しかったりするようです。

農作業系の仕事は、民家の庭への農薬の散布などは住宅街では周りの民家に洗濯物を取り込んでもらったり窓を閉めてもらったりなどの配慮が必要になる場合があるので、あまりやる人がいなくて忙しいようです。草刈りなどは比較的楽かもしれませんが割りと重労働の様な気がします。

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父の仕事用の軽トラの荷台です。奥にあるのがタンクでここで水と農薬や除草剤を混合します。手前が動力噴霧器とホースです。動力噴霧器でタンクから薬液や水などを組み上げ接続されたホースの先から噴霧します。

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この日は某児童園の庭の桜などの消毒を行いました。農薬散布ですが一般的に消毒というようです。

他の日にも見学についていってみました。

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チェーンソーで枯れたミカンの木を伐採したりTS3Y0492
新しくみかんの苗木を植えてみたり
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またあるときは、草刈りをしてみたり

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畑を耕してみたり

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畝を作ってみたりと大忙しの様でした。

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そのころ私は、久しぶりに見たアマガエルを追いかけていました。w

試しに畝作りを手伝ってみたのですが、父は軽々やっているように見えるのですがいざやってみると一列の半分もしないうちにゼーゼーと息切れして脱落してしまいました。デスクワークでなまりきった体にはマジ重労働。父には鼻で笑われました。

パソコンの大先生(笑)の求人はシルバー人材センターにはないんでしょうか?w

まあ、まだ年齢制限でシルバー人材でははたらけませんけどw。

何でも屋に頼むよりは多分安いんじゃないかと思うので、ちょっとした作業の依頼など地元地域のシルバー人材センターなどに相談してみるといいのではないでしょうか?

また、シルバー世代の方で暇している人はシルバー人材で何か自分にあった仕事を見つけて気軽に働いて見るのもいいかもしれません。

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