【海外ドラマ】『ツイン・ピークス』の感想
あらすじ
カナダに近い北部の田舎町ツイン・ピークスの湖でビニールにくるまれた女性の死体が釣り人に発見される。これを期にそれまではそれなりに平和だった田舎町に次々と事件が起こる。事件を解決するためにFBI捜査官のデイル・クーパーがツイン・ピークスにやってくる。トルーマン保安官とクーパー捜査官のコンビで事件解決のために奮闘する。
感想
今頃になってツイン・ピークスを見る機会があったので見てみた。日本で話題になったのがもう20年も前だというのが信じられないが当時は見てなかった。感想は面白かった。面白かったがWikipediaにあるように打ち切りになったらしく最後の方は伏線貼りまくって回収しないで突然そのまま終わってしまう。続きをみたいが今更続編も作れないだろう。多分当時見た人も同様に残念に思ったのではないだろうか?。さすがに20年前の作品なので多少古臭いと感じる部分もある。作中で様々な人々のそれぞれのドラマが展開されるが若者達の若さ故の愚かな行為や恋愛話は余計な話に感じるが、そういう部分がいい部分を引き立てているのかも知れない。昔の作品らしくティーンエイジャーの恋愛話はアメリカの有名な青春映画アメリカン・グラフティーを彷彿させるが今となっては純愛過ぎて気恥ずかしい感じがする。
ツイン・ピークスはてっきりミステリーだと思ってたらミステリー+サスペンス+ファンタジーだったw。なんてこった。今の今までしらなかった。まさかファンタジーだとはw。
ローラ殺しの犯人が見つかるあたりで終わる普通のミステリーでも良かったような気もする。
ツイン・ピークスを見ている途中で映画『ヒドゥン』を思い出したが、クーパー捜査官役のカイル・マクラクランがヒドゥンの主人公だったのはあとでWikipediaを見て知った。なんとなくそんな気はしてたのだがなにぶんヒドゥンもずいぶん昔に見たきりなので確信がなかった。話も似てて主人公が同じ役者というのは偶然だろうか?Wikipediaによると砂の惑星の主人公もカイル・マクラクランらしい。そういえばそういう顔だった気がする。というかクーパー捜査官どっかで見た顔だと思ったんだよね。
あと、見たことがあると思ったのはFBI鑑識 アルバート役のミゲル・フェラーとガーランド少佐役のドン・S・デイヴィス。ミゲル・フェラーはよくいけ好かない奴の役で見かけるが、印象深いのはロボコップのオムニ社の役員役ではないだろうか。
このドラマには美人さんがいっぱい出てくるけど、東洋人の美女としてジョシーがいるが相変わらずアメリカ人の東洋人に対する美的感覚は謎w。いや、でも途中から結構魅力的に見えてきたからそう間違ってないのかも知れない。オードリー・ホーンは日本人から見ても美人だけどラストの銀行の爆発で無事なのかが気になる。
第一話目からツイン・ピークスは凄く閉鎖的な街の印象を受けたが、東洋人とインディアンはは出てくるけど黒人が一切住んでいない?(住人として登場しない)のにもそういう印象を受けた。演出なのだろうと思うが、南北戦争で南が勝つ妄想話が出るところも興味深い。素のアメリカ人が見てどういうイメージなのか知りたいところだ。
それから、ツイン・ピークスを見ていると無性にドーナツとコーヒーが恋しくなるねw。スポンサーにドーナツ屋でもいたのだろうか?
おもしろいと思うので、当時気にはなっていたが見てなかったという人がいたら今からでも見てみるといいかも知れない。GyaO!でも前に配信したことがあったと思うのでまたそのうち配信するのではないだろうか?
- ツイン・ピークス – Wikipedia
- アメリカン・グラフィティ – Wikipedia
- カイル・マクラクラン – Wikipedia
- ミゲル・フェラー – Wikipedia
- Don S. Davis – Wikipedia, the free encyclopedia