【映画】『夢のチョコレート工場』の感想
ちょっと前に無料動画GyaO!視聴した映画『夢のチョコレート工場』の感想。1971年のアメリカ映画ファンタジー。
あらすじ
貧しい少年チャーリーは新聞配達をしながら食べたいお菓子を食べるのも我慢して家計をたすける優しい少年である。ある日謎に包まれたウォンカのチョコレート工場の見学ができ一生分のチョコレートももらえるゴールドチケットがウォンカのチョコレートに入っていることが発表され世界中でウォンカのゴールドチケットを手に入れようとみんながチョコレートを買い漁る。チャーリーもおじいさんにプレゼントされた2枚のチョコレートの封を開けてみるが当たらなかった。しかし、その後なんとか工場に行けることになる。謎のベールに包まれたその工場でチャーリーを待ち受けているものとは?
感想
2005年公開の映画『チャーリーとチョコレート工場』と同じ映画だった。1971年という大昔作られた映画です。『チャーリーとチョコレート工場』は再映画化だったのね。ほぼ話の内容も映像的にもチャーリーとチョコレート工場と同じで『チャーリーとチョコレート工場』がこの映画を参考にしていることは間違いなく『チャーリーとチョコレート工場』は再映画化というより『夢のチョコレート工場』のリメイク的な印象を受けた。
『チャーリーとチョコレート工場』と違い『夢のチョコレート工場』はミュージカル仕立てになっていて全編に何度か歌が入る。
大きな違いは、ウォンカのキャラクターで二つの映画では大きく見た目がちがう。『夢のチョコレート工場』ではウォンカが変人の振りをしているっぽい感じなのに対して「チャーリーとチョコレート工場」の方は本当に変人だったと思う。途中までストーリー的にも同じだが、歌がない部分「チャーリーとチョコレート工場」の方がストーリーが長くて感動の話になっていたと思う。
キャラクターのインパクト的には「チャーリーとチョコレート工場」方のウォンカのほうが上だと思う。また、面白さ的にも「チャーリーとチョコレート工場」の方が上だと思われる。『夢のチョコレート工場』はキャラクターが乱暴というか粗雑な感じがしてちょっと不快感がある。昔の映画にありがちな感じ。
当時としては普通なのかアメリカでは普通なのかわからないが、チャーリーは心優しい正直な少年という設定なのに拾ったお金でチョコレートを買ってほおばってる様は『アレ?』という感じで違和感を感じる。しかも拾ったお金で買ったチョコでゴールドチケット当ててしまうんだからちょっとね。「チャーリーとチョコレート工場」の方はどうだったか忘れたけど、変えてあったような気がする。しかし、時代を感じることはできるのでそれプラス「チャーリーとチョコレート工場」だと思えばお得な感じかもしれない。決してつまらない訳ではないが、「チャーリーとチョコレート工場」見てしまってから見るとあまり面白く感じないかも知れない。
とりあえずチョコレート食べたくなった。
評価: