PCG-GR5N/BPを分解してタッチパッドを無効化した

ハードディスク交換で復活した我が家のPCG-GR5N/BPですが、どうも困った現象があってずっと放置していましたが、ちょっと明日用事で持っていく必要があるので解決すべくいじってみました。

◆関連記事:PCG-GR5N/BPをHDD交換して復活させた

どういう現象かというと、左クリックが効かないというか常にクリックされ続けるというかどういう状況になっているわけです。常に左クリックされ続けているので左クリックが効かなくなっているように感じてたわけですがどうやら常にクリックされ続ける状態になってしまっているようなのです。

するとどういうことが起こるかというと、ログイン時にパスワード入力しようとするとちょっと入力すると選択状態になって今まで入力したものを消しちゃうとか、なんとかログインしても、デスクトップで画面の範囲選択状態になりっぱなしとか、何かメニューから選択しようとするとわけの変わらない場所で選択されてしまうとか、クリックできるはずの場所がクリックできないとかもう使い物にならないわけです。それでもまともに動く瞬間などがあるのでそれでなんとか切り抜けて設定でなんとかできないのかと色々みてみましたがどうも駄目。

たぶんタッチパッドが壊れてクリックしっぱなしになっているんじゃないかと予想して、デバイスマネージャで無効にしてみたけど無効にできないものもある為かどうも駄目、でもたぶんタッチパッドだろうと思っていたわけですが、ハード的にノートPCを分解してタッチパッドのコネクタをはずせば現象が収まるんじゃないかと思い(タッチパッドは当然使えなくなりますが)分解してみることに。

裏面のねじを色々はずしてみましたがどうにも分解できないので、ちょっと検索してみると、PCG-GR5/BPを分解されているページを発見したので参考にさせて頂きました。

http://akipara.sakura.ne.jp/new_page_392.htm

といっても、液晶部分の交換の為の分解なのでどうもタッチパッドまでたどり着いていないみたいで参考にならなそうだったのですが、他に手もないし、だめもとでやってみることにしました。

 

CA350061

これが問題の、PCG-GR5N/BP。

CA350062b

赤枠の部分のゴムキャップをマイナスドライバーなどではずすとねじがあります。

 

 CA350063b

ゴムキャップを外したところ。ねじが見えました。

CA350064

ねじをはずした後、蓋を左にスライドさせると上の様に外れます。スピーカーや電源のコネクタが繋がっているので慎重に作業します。

 

CA350064b

で、上の赤枠の部分のねじをはずすと、キーボードが簡単に外れます。キーボードもフラットケーブルでマザーボードにつながっているので注意です。

 

CA350066b

で、キーボードをどけてみると、おお、タッチパッドのフラットケーブルらしきものが見えています。これをマザーボードから引き抜いて、念のためにショートしないようにコネクタ部分にセロテープを貼り付けてケーブルは抜いたままで元に戻しました。

CA350067

全体像

 

そして、電源ON。さてどうなる事やらと思いながらログイン画面。

ん。スムーズにログインできるぞ?!

そして、ログイン後も何の問題もなく使用できる。タッチパッドは反応しなくなっている。どうやら間違いなくタッチパッドのフラットケーブルだったようです。そしてトラブルの原因もやっぱりタッチパッドの故障だったようです。

タッチパッドは使えなくなりましたが、元々タッチパッドは使わない派なので問題ないです。USBマウスで問題なく使えるようになって大満足なのでした。

 

PCG-GR5N/BP | 製品別情報 | サポート | VAIO | ソニー
(Visited 139 times, 1 visits today)

タグ :