NEC LaVie C LC800J/8のからLenovo G560 06792HJにデータを移すメンテナンス作業

ちょっと頼まれて古ーいNECのノートパソコンLavie C LC800J/8から新しくかったLenovo G560 06792HJに環境を移す作業を行ないました。

価格.com – Lenovo Lenovo G560 06792HJ 価格比較 http://kakaku.com/item/K0000092862/

NEC、ノートPC「LaVieシリーズ」を一新 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010521/nec3.htm

価格.com – NEC LaVie C LC800J/84DH のクチコミ掲示板 http://bbs.kakaku.com/bbs/00200110031/

新しいパソコン触るのは楽しいですね。自分のだったらもっと楽しいのにw。

っていうかこれ5万円前後で買えるんですね安すぎ。

CPUはCore i3 330M 2.13GHz(512KB)でタスクマネージャでCPU使用率見るとCPU使用率のグラフが4つあってなかなか壮観です。っていうかこれホントに5万?

LaVie C LC800JはPC Watchの記事だとOSがWindows Meで20万円代後半だってw。コストパフォーマンスハンパないですね。

今は5万円でこんなに高性能なノートPCが買えるんですね。

OSはWindows 7 Home Premiumの64bit版でメモリーは2GBソフトインストールしようと思って一応何ビット版なのか調べたら64bit版でちょっとビビった。

 

とにかく、移行元がWindows Meなのでまあ、昔はよくあんなもの使ってたなーというような安定性w。既にマイクロソフトのサポートもとっくに切れてるわけです。

作業内容としては

基本的にはOutlook Express6の環境とデスクトップやマイドキュメントの内容を新しいパソコンに移せばいいらしい。

LC800Jのハードディスクは30GBでそのうち10数GB使われていたのでイメージ化して転送して新しいパソコン側から見れるようにしようかと思っただけど、いかんせんWindows Meということもあって市販品でもないと簡単にハードディスクのクローンつくって新しいPCに転送みたいなこともできそうになさそうなのでやめた。

メール環境の移行はWindows 7はOutlook ExpressはなくてWindows Live メールになるのでそこら辺を考えて移行しないといけない。Windows 7の転送ツールを使おうかと一瞬思ったけどもちろんWindows XP以上じゃないと対応してなかったw。

あまりに移行元のPCが古すぎて便利なツールは使えそうもないw。

とりあえずPCを共有設定してみたけど、Windows 7側からは Windows Me側は見れるけどWindows Meがわからは見ることができない。

ちょっと調べてみると、どうやらサポートの切れたような危ないOSからのアクセスはWindows 7側でけってるらしいwww。レジストリをいじればアクセス出来るようになるみたいですが、あまり変なことはしたくないのでMe側からの明日セスは諦める。

で結局全てのファイルをMe側から7側にXCOPYでバックアップコピーしました。本当はMe側からXCOPYしたかったのですが、Me側からはアクセス出来ないのでWindows 7がわからXCOPYしました。

ネットワードドライブに割り当てたMe側のCとDのドライブをそれぞれコマンドプロンプトからXCOPYでバックアップしました。

C:\>mkdir Windows Me Backup
C:\>cd Windows Me Backup
C:\Windows Me Backup
C:\Windows Me Backup>mkdir C
C:\Windows Me Backup>mkdir D
C:\Windows Me Backup\C>XCOPY Y: C /E /V /C /F /H /R /K /Y
C:\Windows Me Backup\C>XCOPY Z: D /E /V /C /F /H /R /K /Y

こんな感じでコピーした。

XCOPYのオプションの詳細は/?で見ることができる。

C:\test>xcopy /?
ファイルとディレクトリ ツリーをコピーします。

XCOPY 送り側 [受け側] [/A | /M] [/D[:日付]] [/P] [/S [/E]] [/V] [/W]
                      [/C] [/I] [/Q] [/F] [/L] [/G] [/H] [/R] [/T] [/U]
                      [/K] [/N] [/O] [/X] [/Y] [/-Y] [/Z]
                      [/EXCLUDE:ファイル1[+ファイル2][+ファイル3]…]

  送り側      コピーするファイル (複数可) を指定します。
  受け側      新しいファイルの位置や名前を指定します。
  /A          アーカイブ属性のファイルのみをコピーし、属性は変更しません。
  /M          アーカイブ属性のファイルのみをコピーし、アーカイブ属性を解除
              します。
  /D:月-日-年 指定された日付以降に変更されたファイルをコピーします。
              日付が指定されなかったときは、送り側の日付が受け側の日付より
              新しいファイルだけをコピーします。
  /EXCLUDE:ファイル1[+ファイル2][+ファイル3]…
              文字列を含むファイルの一覧を指定します。各文字列はファイルの
              中で別の行でなければなりません。
              文字列がコピーされるファイルの絶対パスの一部と一致した場合、
              そのファイルはコピーから除外されます。たとえば、\obj\ を指
              定するとディレクトリ obj の下のファイルはすべて除外されます。
              .obj という文字列を指定すると .obj という拡張子のファイルは
              すべて除外されます。
  /P          受け側のファイルを作成する前に確認のメッセージを表示します。
  /S          空の場合を除いて、ディレクトリとサブディレクトリをコピーします。
  /E          ディレクトリまたはサブディレクトリが空であってもコピーします。
              /S /E と同じ意味です。/T と同時に指定できます。
  /V          書き込んだ各ファイルを検証します。
  /W          キー入力があるまでコピー開始を待ちます。
  /C          エラーが発生してもコピーを続けます。
  /I          受け側がなく複数のファイルをコピーする場合、受け側をディレク
              トリとしてコピーします。
  /Q          コピー中ファイル名を表示しません。
  /F          コピー中送り側と受け側の全ファイル名を表示します。
  /L          コピーされるファイル名を表示します。
  /G          暗号化をサポートしない受け側に、暗号化されたファイルをコピーす
              ることを許可します。
  /H          隠しファイルやシステム ファイルもコピーします。
  /R          読み取り専用ファイルを上書きします。
  /T          ファイルはコピーせずにディレクトリのみを作成します。ディレク
              トリまたはサブディレクトリが空の場合は除きます。/E と使用すれ
              ばディレクトリやサブディレクトリが空でも作成されます。
  /U          受け側に既に存在するファイルだけをコピーします。
  /K          属性をコピーします。通常の XCOPY は読み取り専用属性を変更し
              ます。
  /N          生成された短い名前を使用してコピーします。
  /O          ファイルの所有権と ACL 情報をコピーします。
  /X          ファイルの監査設定をコピーします (/O を含む)。
  /Y          受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示
              しません。
  /-Y         受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示
              します。
  /Z          再起動可能モードでネットワーク ファイルをコピーします。

環境変数 COPYCMD にスイッチ /Y を設定できます。
これは、コマンド ラインの /-Y で無効になります。

C:\test>

 

話が前後するけどやったことは、

1.初回起動時のセットアップ

2.出荷時デフォルトリカバリディスクの作成
DVD三枚必要だと表示されるけど2枚で完了した。先に生DVDにマジックで3枚分ラベル書いた俺涙目。

3.Flash Playerを最新版に。

4.Microsoft Update

5.McAfee Security Centerお試し版のアンインストール

6.Microsoft Security Essentialsをインストール

7.Microsoft Security Essentialsで初回のウイルススキャン

8.gred AVアクセラレータをインストール

9.Windows MeのC: D:ドライブのほぼ全てのデータをXCOPYでWindows 7側にバックアップコピー

10.Me側でメールデータのバックアップ(アカウント、メッセージ、アドレス帳)

11.Windows 7側にWindows Liveメールのインストール

12.Windows Liveメールにバックアップしたデータをインポート

メールの移行時に参考に下サイトは以下の二つ

マイクロソフトサポートオンライン
http://support.microsoft.com/kb/270670/ja

@IT Outlook Express → Windows Liveメール 移行ガイド
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/oe2live/oe2live_01.html

※メールデータの移行時の注意点
アドレス帳の移行についてマイクロソフトではCSVファイルにエクスポートしてバックアップするように書いてある。@ITの記事ではwab拡張子のファイルをバックアップするように書いてある。両方試した結果ですが、wab拡張子のファイルで移行した場合。メールアドレス以外のデータ(氏名や住所などの文字データ)が移行されませんでした。多分Meの文字コードがShiftJISというのが関係しているような気がします。XPやVISTAからなら問題ないかもしれないです。CSVファイルで移行した場合は、氏名や住所等の情報も移行されますが、文字化けしました。CSVファイルを一旦UTF-8形式で保存しなおしてからインポートすれば文字化けしないでインポートすることができました。

13.ファイルの拡張子を表示するように変更
スタート>コントロールパネル>フォルダオプション

14.Meのマイドキュメントの内容をWindows 7のマイドキュメントにコピー

15.Meのデスクトップ上のファイルをWindows 7のデスクトップにコピー

16.ネットワーク設定

17.いくつかソフトをインストール

18.Me側のIEからお気に入りを移行

19.Me側からIEのCookieを移行

20.メール送受信テスト。

こんな感じです。

NT系じゃないWindows OSはもう触りたくないw。

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