水 – 田舎の暮らし

子供の頃、テレビのニュースで自動販売機で水が売られるようになったのをみて凄く不思議に思ったことがあった。
 
「え、水なんてうれんの?」
「みずってただじゃないの?なんでうるの?うれるわけないじゃん?」
「この商売はきっとしっぱいだな」
 
そんなことを思ったように思います。
しかし、今やあたりまえにお茶や水をコンビニで買ってます。w
 
でも、子供の頃はしかたなかったんですよ〜。
だって、僕の実家は田舎なので、水は井戸水をモーターでくみ上げたものなんです。蛇口をひねると遠くで「うぃーん、うぃーん」って水をくみ上げるモータの音がします。うちのいなかではよく聞こえる音です。
今でも変わることなくそれなんです。
 
なので、お風呂もトイレを流す水も飲み水もご飯を作る水もぜーんぶ天然のミネラルウォーターなんです。
井戸の水って夏は冷たくて、冬はあったかいんです。
都会の水道は、冬は刺すように冷たくてとてもそのままで顔を洗えませんよね。そのときいつも思い出します。
 
それに美味しいです。
自分の飲んでる水が美味しいという意識は無く
水って言うのはこういうもので、ただなもの
子供の頃はそれをあたりまえの事だとおもってました。
 
井戸水の難点は、洗濯やお風呂で体を洗うのにはむきません。
なかなか、石鹸や洗剤が落ちないんです。井戸水に色々ミネラルが溶けているためじゃないかと思います。
 
田舎はどこも同じようなものだとおもってますが
うちのいなかでは、家を建てるときは一緒に井戸もほるんですよ
よそはどうなんでしょうね?僕は実家は熊本ですが
東北とか北海道はどうなんでしょうねー?
 
もう、何年も実家に帰っていませんが、帰りたいなーと思う今日この頃なのです。

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