【園芸】ほぼ人畜無害な農薬の作り方
家の裏の家庭菜園で栽培している野菜に虫がついたり、病気になったりするので、人体になるべく害の無い農薬は無いのか調べてみると、木作酢、にんにく、唐辛子、アルコールなどを混ぜて作るほぼ人畜無害な農薬(?)が作れるようなので、実際に作ってみました。上の写真は作ってから2ヶ月ほど経過した物です。実際、作ってから2~3ヶ月寝かしておくと、にんにくや唐辛子の成分が木作酢に程よく溶け出して良い感じになるようです。
作ってすぐだとそれほど効果が期待できないです。実際作ってすぐと2ヶ月経過した物では、だいぶ匂いの強さが違うので、しばらくおいた物の方が効きそうに思います。とは言っても、厳密には農薬ではないので、劇的に効果があるわけでは無いので過度な期待は禁物です。木作酢自体には植物を健康にし病害虫に強くする効果があると言われていますので、そこににんにくや唐辛子のエキスで忌避効果を付加するという原理だと思うので、劇的な効果は無くとも、それなりに効果はあるはずです。また、虫を殺虫するようなものではないので、作物に問題が発生した場合はできるだけこまめに散布したほうが良いと思います。又は、問題が発生する前に予防として、こまめに散布すると良いと思います。このような混合液は、有機農業などで使われたりします。食べ物にはできるだけ農薬は使いたくないですからね。
◆材料
木酢液 又は 竹酢液 | 1.5リットル |
にんにく | 4個~5個くらい |
唐辛子 | 100gくらい |
焼酎などのアルコール | 100cc~200ccくらい |
ペットボトル | 容量2リットルの物 |
木酢液。ホームセンターなどで安価に売ってあります。木酢液だとどんな木材を使ったのかわからない場合もあるので、竹酢液を買ったほうが確実かもしれません。ダイオキシン等を含むj粗悪なものもあるらしいので、なるべく安全を謳っている信用のできる製品を買ったほうがいいようです。
食べるわけではないので、安い中国産のにんにくを使います。上は皮を向いてばらしたところです。
ざく切りにします。フードプロセッサーなどですりつぶす方法もあるようです。すりつぶした場合は、エキスが早くとけだすと思われますが、場合によっては濾す必要が出てくるかもしれません。
2リットルのペットボトルにざく切りにしたにんにくを投入します。
次に、漏斗(じょうご)を使ってペットボトルに唐辛子を投入します。
アルコール。ここでは焼酎を200cc投入し、にんにくや唐辛子から成分を抽出しやすくします。
そして木酢液も投入完了。そして直射日光の当たらない場所で2~3ヶ月程熟成させたら完成です。
自家製農薬が完成したら、100円ショップで売ってる噴霧器などにいれて噴霧します。100倍~300倍くらいの間で好みにで薄めて良いと思います。薬害などは無いと思うのでこれぐらいかなーと自分で試して最適な濃度をきめて良いと思います。
たくさん散布する必要が有る場合は、手でニギニギするタイプは結構疲れるので、上の写真の様な物やもっと本格的なものを使うといいと思います。
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見た目、結構、食欲をそそりますね。
ご飯が進みそう。w