【園芸】しいたけの種駒打ちに行ってきました。
話としては下の原木採取の続きになります。
2013年04月27日。本来なら既にしいたけの種駒打を終わっていないといけないのですが、今年は段取りが悪くてちょっと遅れたそうです。その為、近くのホームセンターではしいたけの種駒が売り切れで手に入らず、私がamazonで購入しました。
しいたけ 種駒すその620号(棒型) 500個入り|従来品種より1年早く発生
amazonで購入したしいたけの種駒は上の製品です。1865円で送料が無料だったのでこれにしました。すその620号という品種で「従来品種より1年早く発生」という謳い文句も気になります。普通は発生するのに大体2年~3年かかるみたいなので、1年くらいで発生し始めるのでしょうか?
このしいたけの種駒を生産している会社は、日本農林種菌株式会社という会社ので、ホームページは下のリンク先のようです。素朴な作りのサイトです。
先に父が山に行って準備をしていたので、後から母と別の車で行きました。例年なら母が駒打ちを手伝っていたらしいのですが、今年は私が手伝うことになりました。山に着くと、もうそろそろ初夏の山は木々は青々としていました。
これが、うちのしいたけの栽培をしている畑です。しいたけの菌に養分を吸い尽くされて朽ち果てた原木を廃棄して、新しい原木を追加します。原木は大きいものは数年は持つので、徐々に入れ替えていくことになります。朽ち果てた原木は、触ると簡単にボロボロと崩れ落ちます。
父が電動ドリルで原木(どんぐり)に適当な間隔で、種駒を打ち込むための穴を開けていきます。電源は発電機を軽トラに積んできたものを使っています。発電機重かったです。
これが種駒です。ちょうど拳銃の弾丸のような形をしています。それに白いものがべっとりとついていて、それがしいたけの菌の様です。
これがドリルで原木に開けた穴です。
そして、その穴に種駒を込めて、木槌で叩き込みます。
昔、石ノ森章太郎の漫画で多羅尾伴内(たらおばんない)というのがあったのですが、その中で探偵の多羅尾伴内が七つ道具みたいなものを持っていて、その中にドリルでドアに穴を開けて、そこに拳銃の弾を込めて、ハンマーで叩いてドアの向こう側に弾丸を打ち込むという道具があったと思うのですが、それを思い出しました。
穴に、種駒を込める作業がリボルバーの拳銃に弾を込める感覚と同じでした。
細い原木にもご覧のとおり、種駒を込めて木槌でたたきます。種駒を全部込めてからまとめて打つか、一個ずつ込めて打つか、色々試しながらやりました。種駒込める人と打ち込む人に役割分担すると捗るんじゃないかと思いました。
しいたけの種駒を打ち込み終わった原木は、写真のように積み上げて置きます。
父と分担して全部で400駒ほど、種駒を打ち込みました。作業が終わって帰途に着きました。作業時間は約1時間程度でした。
しいたけの畑の上の方には、去年もみたスナップエンドウなどの豆系が植えられています。
下の記事の2月頃の写真がありますが、父が枝を落としすぎて今年は梅がならないんじゃないかと言われていた梅の木です。2月の写真とは打って変わって青々としています。
【園芸】実家の畑の写真2013年02月11日 – KUMA TYPE