秋の山の味覚、柿とアケビ
2013/10/26撮影の。柿とアケビです。柿は実家の畑で取れたもので、アケビは山で父が適当に取ってきたものです。アケビやムベは地元の山では原生していて良く子供の頃に友だちと取りに行きました。特に食べるのが好きなわけでもないのですが、下の同じアケビ科のツル性木本植物ムベがワインレッドの色とつるつるした手触りが好きで、なかばコレクションの様に集めていました。そのまま腐らせてしまうんですけどね。
"Mube02" by Original uploader was Miya. Later version(s) were uploaded by Gleam at ja.wikipedia. – Miya. Licensed under GFDL via ウィキメディア・コモンズ.
つる性の植物なので結構高い木の上になったりするので良く高い気に登ったり、アケビによってくるスズメバチを避けたりしながらなんであんなに一生懸命探して採っていたんだろうと今では思います。
アケビとムベの違いはアケビは熟すと割れますが、ムベの方は割れないそうです。今回この記事を書くときに調べて知りましたが、子供の頃はそれとなく区別していたような気がします。ちなみに九州ではムベの事をウンベといいます。あまり区別せずにアケビもウンベと言っている場合もあるかもしれません。
山に行くと道端に柿の木が植わっていて、友だちと山に遊びに行った帰りに、罰ゲームでその柿をちぎって食べるような事をよくやってました。渋柿か甘柿か子供には見分けがつかないのでそういうことをやっていたように思います。
そして、渋柿だと口の中がしばらくひどい状態になるわけです。
子供の頃はなんで甘柿を植えないんだろう?と不思議に思っていました。
今Wikipediaを読んでいたらおもしろい事を知りました。少し前にヨネッティー王禅寺の記事をかきましたが、甘柿は渋柿の突然変異で日本固有のものらしい事、また、それが初めて発見された場所が、神奈川県にある王禅寺で1214年の事だそうです。王禅寺がそんなに歴史のあるお寺だとは知りませんでした。一度くらい見に行っておけばよかったな。
近所にお住まいの方は一度行って見てはいかがでしょうか?