くまっち故郷へ帰る【列車編】
熊本駅で撮影した九州新幹線さくら(800系) ※クリックで大きく表示
夜行バス編からの続きです。2012年4月3日に約10年振りに九州に上陸しました。夜行バスで博多駅についた私は、実家に春の嵐の影響も少なく無事博多に到着したことを伝えた後、熊本までバスで帰るか、普通列車で帰るのか、九州新幹線で帰るのか悩みましたがとりあえず切符売場で新幹線の発車時刻を見ることにしました。電光掲示板を見るともうすぐ発車時刻なのでちょっとあきらめムードになっていると、春の嵐の影響で少し遅れて発車するとの事なので、一度乗ってみたかったのと熊本まで約30分で行けるという利便性の誘惑に負けて九州新幹線で帰ることにしました。料金も博多・熊本間が4990円と約5000円でいけるので結構リーズナブルです。時間は高速バスの1/4、料金は2.5倍と価格を取るか時間を取るかといったところですね。のんびりした格安の旅ならバスでもいいと思いますが、乗り心地は九州新幹線の方が圧倒的にいいと思います。今回は新幹線をチョイスです。
そういうわけで前回も登場した博多駅から新幹線の切符を急いで買って慌てて乗り込みました。いやー本当に30分で博多駅から熊本駅までいけるなんてなんて便利になったんでしょう。これなら東京あたりで言えば完全に通勤圏内ですね。
さくらの車内でアナウンスがある間だけ携帯電話で動画を撮影してみました。今にして思えば、乗車時間は30分きょうなのだから全行程撮影しておけばよかったなーと思っています。また乗車する前は慌てていたので、全く写真も動画も撮影しなかったのでちょっと失敗です。
私は自由席に座りました普段はどうか知りませんがこの日は空いていましたので余裕で座ることができました。殆どの人が1人で2つの座席を独占使用状態で快適でした。車内は広く明るい感じです。
座席は木製の上品で落ち着いた感じの椅子で一風変わった感じがします。肘付きも座席も広々としていて座り心地はよかったです。
座席は見た目完全に木製ですね。
座席の裏の下の方はこんな感じです。右下は私のノートPC
窓際はこんな感じです。
窓際の肘付きとサイドテーブルはこんな感じです。サイドテーブルまで木製です。
前の席のサイドテーブル。
後ろからみた座席全体像がよく分かる画像。
座席を前から撮影。
終点熊本駅にて降車時に撮影。
熊本駅で降車時に座席背面方向から撮影。
熊本駅新幹線ホームにて撮影。昔の熊本駅しか知らないのでここは本当に熊本駅なのかと見紛うほどでした。
KYUSHU SHINKANSEN 800とありますね。さくらの側面です。新幹線を降りた後は、多少実家に早く帰ろうと逸る気持ちはありましたが、今度は慌てる必要もないのでゆっくりと撮影しました。
乗ってきたさくら303号、安全柵で下のほうが見えませんがそれでもかっこいいフォルムです。しかし、まだこの時点ではここが熊本駅とは半信半疑です。
もちょっと前の方から九州新幹線さくらを撮影。他にも記念撮影している人がちらほらいました。
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本当にこの光景を見たときは「ここが熊本駅かぁ。そーかー、へー」という感じでした。
いよいよホームから駅の出入口に向かいます。
改札口が見えます。どうやら白川口というのと新幹線口というのがあるようですね。
なんだかしばらく見ないうちに空港みたいになってました。
こっちが在来線の乗り場のようです。昔の田舎の古ぼけた駅とはだいぶ違ってます。
在来線の改札を抜けてホームへ向かう通路です。なんだか無機質な感じでまるで2001年宇宙の旅のワンシーンのようでした。
熊本駅で新幹線の時刻表を改めて見てみると1時間に4本もあることが判明。別に慌てる必要はなかったんですねw。こんなに頻繁に便があるとは思いませんでした。1時間に1本とか多くて2本くらいだと思ってましたw。
一方、私がこれから乗る三角線は単線で1時間に1本の1両または2両編制のワンマンディーゼルカーです。しかもほとんどの駅が無人駅ですw。「あまくさみすみ線」となっていますが三角線から名前が変わったんでしょうか?本数はJRになってからまだましになった感じです。国鉄時代は両数は多かったのですがその代わりに本数は少なくて2、3時間に1本なんてこともありました。JRになって効率化され利便性は増しましたが、両数は減りワンマンカーになりました。
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在来線のホームに降りて反対側のホームを見てみるとなんだか見覚えのある古い熊本駅の光景がそこにはありました。なるほど、在来線の駅は別にちゃんと残ってるんですね。
こっち側のホームも乗り換え用の通路も在来線は新幹線のホームとは比べ物にならないですねw。
熊本駅周辺にも高層マンションらしき建物が!新幹線効果でしょうか?
さて、これが私が乗り込むディーゼルカーです。電車ではありません。
車内はこんなふうに向かい合わせの座席が基本の様です。昔からこんな感じですが今もこんなかんじなんでしょうか?
車内全体像はこんな感じです。まだ、列車が着いたばかりなので人が少ないですが、基本的には空いてました。平日の昼間ですしこのあと高校生くらいの男子学生が多少乗って来ました。久しぶりに聞く方言は新鮮です。
|⊂⊃;,、 |・ω・) 誰もいないな・・カッパカッパ |⊂ノ するならいまのうち・・・ |`J ♪ ,,;⊂⊃;,、 ♪ (・∀・∩) カッパッパ♪ 【( ⊃ #) ルンパッパ♪ し'し' ♪ ,,;⊂⊃;,、 ♪ (∩・∀・) カッパキザクラ♪ (# ⊂ )】 カッパッパ♪ `J`J
下は実際にあまくさみすみ線のディーゼルカーの中から撮影した動画です。
何故か撮影した近見付近です。紳士服の青山の近見店がちらっとうつっています。
川尻-宇土間です。実際には宇土までは鹿児島本線で宇土から三角線に線路が分岐しています。久しぶりに三角線にのったら隣に九州新幹線用の高架が出来ていました。
動画を見ると分かりますが、めちゃくちゃ揺れます。ノートPCを膝の上に置いて使おうと思ったのですが、かなり無理がありました。まるでロデオマシンに乗ってるような気分になりました。たぶん三角線に乗るだけでダイエット効果があるんじゃないかと思いますw。
平日には上のような普通の列車ですが、土曜や休日にはA列車という観光用の特別列車が現在は運行しているようです。まだ乗ったことないッです。
A列車で行こうといえばアートディンクのシミュレーションゲームを思い出しますが私が初めて買ったのは、最初のX1版でJR立川駅のルミネにあったPCショップのソフトベンダーTAKERU(ソフトの自動販売機)で買ったのを覚えています。平成元年頃の話w。
しかし、立派な高架橋ができたものです。ここは多分宇土駅で停車中にとったものだと思います。宇土駅は後で別の用事で訪れたのですが、昔のレトロな待合室のある駅は跡形もなくなくなっていて完全な別物になっていました。
線路際には菜の花がいっぱいでした。動画を見ると分かりますが田んぼや畑ばっかりです。住吉駅を過ぎると右側に海が見えてくるのですが今回の記事には登場しません。
私が降りた駅はここです。なんという田舎w。質素なホームと単線の線路。
これが待合室ですww。完全な無人駅です。まあ、私が子供の頃から無人なんですけどねw。まだ、桜が咲いている頃です。子供の頃は木造の駅舎があったのをうっすらと覚えています。駅名はないしょにしておきます。
駅から実家までの道のりは5分程で途中で遠浅の有明海を撮影しました。手前に見えるのはイカリです。
そういうわけで東京から20時間近くかけてやっと実家にたどり着きました。
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