くまっち故郷へ帰る【夜行バス編】
もう6月になってしまいましたが、4月の頭に折しもニュースで話題の激安の夜行バスにのって東京から故郷の熊本に向かって十年ぶりに帰途についたわけです。私の場合は670キロ以上の距離があるので当然運転手さんが2名乗っていました。まあこれも例の事故のニュースなどであとから知った情報ですけど、バスに乗ってる時に一人の運賃○○で○人乗ってるから○○ぐらいの売上だなーとか、運転手さん二人乗ってるけど、人件費かかるから一人にしたりしないのかなーとか普通に思ってました。法律で交代じゃないとダメだと決まってたんですね。なるほど。
まあ、そういうわけで糞安い夜行バス(高速バスとか深夜バスとか夜行バスとかいろんな呼び方しますよね。)に乗ってみたわけです。ネットで検索して5500円で東京から福岡までいける奴に乗ろうと思ってたんですけど、注文したノートパソコンとWiMAXがなかなか届かないので一週間ずらして乗った夜行バスは6500円という料金でした。千円アップになってしまいましたが、それでもべらぼうに安いです。まあ、それもそのはずで普通の4列シートの観光バスでした。シートもちょっと狭めな感じで、私はほとんど眠れませんでしたw。休憩に立ち寄ったすべてのサービスエリアで降りてトイレ行ったりとウロウロしたりしました。当然、トイレもついていないバスでしたのでw。次にもしも夜行バスに乗るとしたらもうちょっとまともな3列シートにしようと思ったのは言うまでもないです。まあ、一度くらいは経験のためにいいかと思います。でもやっぱり、若い時はいいですけど年寄りにはちょっときつかったですw。
夜行バスの検索はいろんなサイトでやってみましたけど、最終的には下記のサイトで検索して決めました。
高速バス、夜行バスの予約(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、熊本、小倉):bus-bus.jp
飛行機は怖いのであんまり乗りたくないのですが、バスでもこの間のような大事故があるというのを見てまうとやっぱり新幹線しかないかなーと思ってしまう今日この頃です。
初めて夜行バスに乗ったのですが、乗り場はここでいいのか?どういうふうに待ち合わせるのか?座席はどやってきまるの?時間や自分が乗るバスはこれでいいのか?とかよくわからなくて乗り遅れたりするんじゃないかと結構緊張したので、当時の気持ちを思い出しながら記していきたいと思いますので、今後夜行バスに初めて乗る人は雰囲気でも感じていただければと思います。
本当は熊本まで直通でいければいいのですが、東京・熊本間という夜行バスは運行してないみたいですね。新幹線で行く場合でも結局博多で乗り継ぎをしないといけないので直通で行くには飛行機を利用するしかないのでその点は不便です。
そういうわけで、夜行バスに乗る為に午後八時頃に東京駅八重洲口方面にあるヤンマー東京ビルの前にやってきたところです。あまりに人がいなかったので本当にここでいいのか最初はちょっと不安になりました。
少し早めに行ったのでまだ人がチラホラとしかいません。
乗車時間が迫ってくると、ぼちぼち人が集まって来ました。しかしこのあたりには、夜行バスの乗り場がいくつもあるみたいで本当にここでいいのかちょっと不安でした。集合場所が「JR東京駅八重洲中央口 ヤンマーディーゼルビル前」ということだけは覚えていたのですが、お馬鹿な私は具体的な場所は確認していませんでした。予約完了のメールを携帯電話に転送していたのですが、それを見てみると集合場所の地図のURLが載っていたので携帯電話で確認してここでいいんだとほっとしました。ただ、パケ放題に入っていないのでリンクをクリックするのには少し勇気が必要でしたw。
あとは自分が乗るべきバスにどうやって乗ればいいのかが不安でした。
だいぶ人が集まって来ました。私が乗る福岡行きの便だけでなく様々な方面に行くいろんな便があるようで、しばらく見ていると、交通誘導的なベストを着たお姉さんがやってきて点呼を開始しました。「○○時発○○行きプラン名○○○○の方受付します」みたいな感じで受付が始まるのでそれかなと思うものに集まって自分の名前を伝えて確認してもらう感じです。
そして、続々とバスが到着し始めました。ちなみにこれは私が乗ったバスではありません。このバスは3列シートの高級なバスですw。(ちょっと期待したんだけどw)私が乗ったのは普通の観光バス的なやつです。ちなみに私は当日の昼に予約したので名前を伝えても名簿に載っていなかったらしくに会社に連絡して確認してもらいやっと確認が取れました。また、一度手違いで違うバスに誘導されてまた戻ってきて別のバスに誘導されてやっと乗れたなどのハプニングもありました。
私が乗ったバスの車内です。ごく普通の4列シートの観光バスでした。座席もちょっと狭めで窮屈でした。更に隣の席になった人がPSP的なもので電気が消えてからゲームしたりでカチカチ操作する音がしたり寝たら寝たでこっちにはみ出して来るわで結構大変でした。初めてだったので3列シートとか4列シートとか知らないであんまりよく考えないで値段だけでバスを選んだのですが、3列シートは左右と真ん中に1列ずつ席があるので、真ん中の席の左右に通路がある状態なわけで、ゆったりと座れるVIPな乗り物なわけです。まあそのぶん座席が減るので料金は割高になるわけです。次は3列シートがいいですw。
そういうわけで、出発したわけですが、乗り場が東京駅の他にもTDL、新宿、横浜とあり、東京駅はTDLの次だったのですが、TDLで乗るはずだった人が連絡無しで新宿で乗ってきたりして運転手さんが困ったりしてました。他の高級なバスはどうなのか知りませんが、私の乗ったバスは車内で全員フルネームで点呼を取られました。しょうがないとはいえちょっとプライバシーがないなーと感じました。座席はバスの入口を入ってすぐの右側に貼ってありましたが最初は気づかなくてどこに座っていいのかわからなくて焦りました。前もって教えてほしいものです。また、座席表が席の配置図に名前が書き込んである形式だったのですが、どっちがバスの前なのかもよくわからない形だったのと、暗くて席の番号などもよくわからないので前からn番目的な感じで自分の席を探り当てて座りましたw。バスの運転手さんはその時、乗客の荷物をバスの横に詰め込む作業をしていたので聞く人がいなかったのです。そういうわけで大きな荷物は乗り込むときにバスの横っ腹に積み込みます。
降りるときには荷物を受け取るわけですが特に荷札などもなく「それそれ」的な感じで勝手に手に持って去っていく感じだったので貴重品は手元に持っておいたほうがよさそうだと感じました。
最初のサービスエリア海老名についたところです。いろんな方面に向かう夜行バスがいっぱいです。
海老名SA(サービスエリア)下 | サービスエリア・パーキングエリア情報は【NEXCO 中日本】
海老名だよね?
EBINAですね。
これも海老名?
海老名うまいもの横丁とあります。
バスの中は電気が消されて消灯状態です。サービスエリアについた時だけ少し常夜灯的な明かりが付けられます。
よく変わらないけど上郷SAあたりかなー?
上郷SA(サービスエリア)下 | サービスエリア・パーキングエリア情報は【NEXCO 中日本】
ほんとにわからなかったんだけど、サービスエリアっぽいし上の図とも総合して考えると上郷SAかなーと思います。
サービスエリア検索・高速道路地図|サービスエリア・パーキングエリア情報は【NEXCO 中日本】
で、こちらが4/3の午前5時頃撮影した三木SAです。唯一30分か40分停車したSA(サービスエリア)です。食事とってもいいですよというお話だったのでここでかすうどんを食べました。
三木サービスエリア(下り線) | NEXCO西日本のSA・PA情報サイト
この三木食堂というところで、かすうどんを食べました。
おみやげ売り場などもありました。
私が乗ったバスです。
朝7時40分頃、次に立ち寄ったのは小谷SAでした。
小谷サービスエリア(下り線) | NEXCO西日本のSA・PA情報サイト
まだ朝早いのでどこもやってないです。
今時のサービスエリアはコインシャワーやコインランドリーまであるのかとちょっとびっくり。
最後に立ち寄ったのが、朝10時頃の壇之浦PA(パーキングエリア)でした。関門橋がすぐ前にそびえ立っています。天気はあいにくの雨でした。
壇之浦パーキングエリア(下り線) | NEXCO西日本のSA・PA情報サイト
パーキングエリアの建物の下部に潜って建物の中から撮った関門橋。
おみやげ売り場からの関門橋。
そろそろ出発です。
途中小倉駅を経て、終点博多駅に到着です。12時過ぎでした。結構な都会な感じでお昼時とあってサラリーマンやOLが大勢行き交っていました。本場のとんこつラーメンと食べたかったのですがお昼時は混んでそうなのでやめました。
この日は、例の春先に突風が吹いて交通機関に色々影響が出た日でした。その後の竜巻のニュースでかすれてしまいましたが、交通機関は強風で運転見合わせや遅延などが起こった日です。所謂、春の嵐と言われた日です。
強風の原因は「爆弾低気圧」
2012.4.3 18:55
日本列島に台風並みの強風や大しけ、大雨をもたらしたのは、短時間で急速に発達する「爆弾低気圧」だった。こうした低気圧が日本海で発生するのは極めて異例で、大阪管区気象台の担当者は「4月にこれほど低気圧が発達するのも珍しい」と指摘する。
低気圧は寒気と暖気が混じり合ってできる。今回は西から東に吹く偏西風が日本海付近で南に蛇行し、大陸の強い寒気が張り出す一方、南から暖気が流れ込んで発生したとみられる。
低気圧は通常、日本の東の海上で発達するが、気象庁によると、日本海での観測は漁船遭難などで670人が死亡・行方不明となった昭和29年5月以来という。
日本気象協会によると、中心気圧が24時間で24ヘクトパスカル以上低下するものを「爆弾低気圧」と呼ぶ場合があるが、今回の場合、2日午後9時に1006ヘクトパスカルだった中心気圧は、3日午後9時には968ヘクトパスカルにまで低下するとみられている。
急速に発達する低気圧をめぐっては、「メイストーム(5月の嵐)」と呼ばれる自然現象もある。日本付近で寒気と暖気がせめぎ合い、4月下旬から5月ごろにかけ、強風や落雷をもたらすとされる。
しかし大阪管区気象台の担当者は「今回の強風はメイストームにしては時期が早い。むしろ、遅れてきた春一番に近いのではないか」と話している。
【春の嵐】強風の原因は「爆弾低気圧」 – MSN産経ニュース[http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120403/dst12040318570027-n1.htm]
山陽新幹線、午後3時過ぎから新大阪-博多で運転見合わせ 関空発の全日空も欠航
2012.4.3 15:23
台風並み”春の嵐”低気圧にともなう大雨で、水浸しになった甲子園球場=3日昼(南雲都撮影)
再開は午後6時ごろ、東海道も遅れ
急速に発達した低気圧による悪天候の影響で、JR西日本によると、山陽新幹線は午後3時15分ごろから、新大阪―博多の上下線で運転を見合わせた。再開は午後6時ごろになる見込み。航空各社も相次いで国内線の欠航を決めた。
山陽新幹線の広島-博多間では当初、速度を落として運転していたが、その後に運転を見合わせた。東海道新幹線でも、山陽新幹線から直通する一部列車に遅れが出ていた。
一方、全日空は関西や大阪(伊丹)、羽田と各地を結ぶ路線など83便の欠航を決定。日本航空は、午後3時以降の羽田発着のほぼ全てを含む160便を欠航とした。
しかし私はそのおかげで、少し遅れて発車した新幹線にちょうど乗ることができました。風が強かったのと雨も降っていましたがバスは無事博多に着きましたし良かったです。ちょうど春の嵐が関東を直撃し始める頃九州に入ったので運が良かったです。
博多からはバスで帰るか普通電車で帰るかはたまた新幹線で帰るか悩みましたが結局一度乗ってみたいと思っていた九州新幹線に乗って帰ることにしました。
これで深夜バス編は終わりです。鉄道編に続きます。
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