VMware Playerを2.0.0から2.0.1にアップデートしました。
VMware Playerを2.0.1にアップデートしました。使ってみて気付いたことですが、
エラーメッセージが日本語になってました。起動後にメニューを見てみたら日本語になってました。
細かいバージョンアップ内容は見ていませんがww、ローカライズされたようですね。英語が苦手な僕にはとってもありがたいことです。
VMware
Playerを1.0.3から2.0.0にアップデートした時にダウンロードファイルが一気に29MBから148MBに容量アップしていて驚いたのですが、
どうやらVMware Toolsが同梱になったようですね。いいことです。前はVMWare
Serverのファイルから抜き出すとかめんどくさいことが必要だったけど各ゲストOS様のISOファイルがVMWare
Playerのインストールフォルダに入っているようです。
VMware ToolsをゲストOSにインストールするととっても便利になります。どんな風に便利になるかというと
・ゲストOSの時刻をホストOSの時計と同期させることが出来ます。(ゲストOSの時計がずれなくて便利)
・ホストOSとゲストOSでマウスの移動がシームレスに行えるようになります。
(入れてないといちいちCTRL+ALTを押さないとゲストOSのウインドウからホストOS側にマウスカーソルが戻れないので不便)
・ホストOSとゲストOSでクリップボードが共有できるようになる。(入れてないと、
ホストOSでコピーした文字をゲストOS上で貼り付けできないのでとっても不便)
既にゲストOSのCentOSにはVMware Playerが1.0.3の時にVMware
Toolsをインストールしていたんだけど、マウスカーソルがシームレスに移動できるだけで、
クリップボードの共有とホストOSの時計に同期する機能が働かないので、古いバージョンは対応していないのかなー?と思いVMware
Player 2.0.1についてきたVMware Toolsをあらためてインストールすることにしました。
前提としてCentOSつまりLinux系のOSがゲストOSでホストOSはWindows2000の場合のお話になります。
まず、古いVMware Toolsをアンインストールすることにしました。
0.とりあえずシェルを起動してrootになります。
1./etc/vmware-toolsに移動
# cd /etc/vmware-tools
2.installer.shというファイルがあるので実行してみた。
# ./installer.sh
以下の様に表示された。
[root@localhost vmware-tools]# ./installer.sh
Usage: installer.sh
{kind|version|convertdb|uninstall|uninstall_without_rpm}
『uninstall』っていうのがそれっぽいので
#./installer.sh uninstall
としてみた。
ビンゴ!、アンインストールできました。
3.VMware Toolsをインストール
しようと思ったけどさてどうやって、VMware Playerに認識させたものかと思う。
ググるとvmxファイルにisoファイルを指定して認識させる方法がぼろぼろでてきた。そうか、前もその方法でやったなーと思い出す。
しかし、それだと能が無いので、Daemon ToolにC:\Program Files\VMware\VMware
Player配下にあるlinux.isoをマウントしてそれをVMware
Player上で動いているCentOSでマウントしてVMware Toolsのインストールを行いたいと思った。
4.Daemon Toolにマウントしたlinux.isoをVMware Playerに認識させようとがんばってみる。(失敗)
Daemon
Toolでマウントしたドライブをプロパティー>ハードウェアタブで詳細情報をみるとSCSIドライブとして認識されているようなので下記のサイトを参考にしてvmxファイルにSCSIデバイスの定義を行ってみた。
http://slashdot.jp/~shesee/journal/341593
scsi0.present = “TRUE”
scsi0.virtualDev=”lsilogic”
scsi0:0.present = “TRUE”
scsi0:0.fileName = “auto detect”
scsi0:0.deviceType = “cdrom-raw”
VMware PlayerでCentOS4.5起動すると/dev/cdrom1として認識されているようなのでマウントしてみたが
『メディアがありません。』と怒られた。
設定を間違っているのかSCSIデバイスではないらしい。
5.とりあえず打開策を探すべくググってみた。(成功)
下記のサイトでauto detectで普通にDaemon
Toolでマウントした仮想CDを認識してくれると有ったのでさっそく参考にさせていただいて試してみた。
http://pub.ne.jp/hayaoh/?entry_id=108485
ide1:0.present = “TRUE”
ide1:0.fileName = “auto detect”
ide1:0.deviceType = “cdrom-raw”
ide1:0.startConnected = “TRUE”
ide1:0.autodetect = “TRUE”
6.上記の設定でVMwareを起動したらうまくVMware Playerに認識されたっぽい。
/dev/を覗くとcdrom1が追加されたデバイスっぽいのでこれでマウントしてみた。
# mount /dev/cdrom1 /mnt
今度は怒られること無くマウントすることが出来た。
7.VMware Toolsのインストール
マウントしたCDの中身をリストしてみると下記のファイルを確認できた。
[root@localhost /]# ll /mnt
合計 107370
-r–r–r– 1 root root 55312723 8月 22 09:49
VMwareTools-6.0.1-55017.i386.rpm
-r–r–r– 1 root root 54633629 8月 22 09:44
VMwareTools-6.0.1-55017.tar.gz
[root@localhost /]#
8.VMware Toolsをインストール
# cd /mnt
# rpm -ivh VMwareTools-6.0.1-55017.i386.rpm
これでインストール完了
9.VMware Toolsの設定
このままでは動作しないので VMware Toolsを設定する。
# /usr/bin/vmware-config-tools.pl
で設定が始まる。質問がでるが、わからないところはそのままエンターでスルーして画面のサイズだけ800×600で答えた。
設定が完了すると、vmware-toolsの機能が使えるようになった。ホスト・ゲストOSとクリップボードの共有、ホスト・
ゲストOS間のマウスカーソルのシームレス移動、ホストOSの時計に同期が機能するようになった。
■トラブル
何時の間にかマウスカーソルのシームレス移動以外機能しなくなった。
ググって調べてみると、カーネルのバージョンアップを行った場合は、
vmware-config-tools.plを再度実行しなければならないらしい。そういえば、
CentOSを4.4から4.5にアップデートした。
vmware-config-tools.plを再度実行してVMware-toolsを再設定すると機能するようになった。
前のバージョンでマウスカーソルのシームレス移動以外機能しなくなったのもこのせいだと思われる。
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vmware-toolsのアンインストールがすんなりできました。
ありがとうございました。
# toolsインストール後に、XWindowが起動しなくて・・・
# 一旦アンインストールしXWindowを起動させています。。