戸馳島をハイキング(熊本県宇城市三角町) その2
2012年08月13日に熊本県宇城市三角町は八代海に浮かぶ戸馳島をハイキングした時の記録。『戸馳島をハイキング(熊本県宇城市三角町) その1』の続きです。上の写真は今から渡る戸馳大橋です。天気はなんとか雨も振らずに落ち着いた感じで、曇り空で真夏にしては通常よりは涼しく歩くことが出来ました。
戸馳島ハイキングの全行程のGPSログと、ほぼすべての写真は上のページを参照できます。本当は負荷対策の面でも素のGoogleマップを使いたいのですが、写真を簡単に付加出来ないのと、GPSログのポイント数が多いとうまく表示出来ないことがあるので、m-241付属のソフトezTourで書きだしたhtmlを自分のサーバーに置いています。それでも今回はちょっと写真が多いので、表示が出来ない場合も有るかもしれません。
戸馳大橋を渡る途中、海上に何やら石油発掘基地のミニュチュアのようなものが有りました。なにをしてるんでしょうね。オイルフェンスみたいなもの貼ってあるし、ほんとに発掘してたりして。
橋の真ん中辺りから三角港の方向を撮影しました。遠くに海のピラミッドが小さく見えます。
逆方面を撮影。八代海奥へと海が続きます。大きな鉄塔が見えます。後で分かりますが、あれは苓北発電所(火力)から電気を運ぶための鉄塔です。送電線が戸馳島を経由しています。 どこまで送られているのでしょう。
戸馳大橋を渡りきり、戸馳島に上陸です。標識に沿って左に進みます。島を一周して反対側から帰ってくる予定です。
渡ってきた飛ばせ大橋に別れを告げて戸馳島を徒歩で一周の旅の始まりです。
結構立派な道が走っています。空はどんよりとしていて雨がふらないか心配です。
標識に、みすみフラワーアイランド 2.8Km、片島 3.7Km、本村 1.7Km、内潟 1.6Kmとあります。
通行止めになっている道路が有りました。こういう所、行ってみたくなるんですよね。 この時は断念しました。
他にも商店ぽい建物があり、自動販売機とコイン精米機が有りました。ここで飲み物を購入して少し休憩しました。この辺りはGPSによると高度が53m程有り、結構登ってきたので最初の休憩を取りました。歩き始めてまだ2.3Kmの地点です。
田舎では珍しくないコイン精米機。子供の頃はよくお世話になりました。食べ盛りの子供3人を抱えたうちの親は闇米(単に知人や親族の農家から安く譲ってもらったものw)をコイン精米機で精米してました。
休憩後、T字路を左に進み更に小道に入りました。みかんぽい木があって、実に袋がかぶせてありました。どの品種かはわかりませんが、これだけ手間をかけているという事は、デコポンやネーブル等の高級な品種かなーと思いながら見てました。
ハウスやみかん畑の有る農道を抜けて戸馳島の北西部を目指します。農作業をしている方達を結構見かけました。
途中道を間違ったりしながら(GPSのログを見ると分かる)、割と見晴らしの良いところを通りました。遠くに見えるのは三角だけだと思われます。
戸馳島の北西に出ました。宇土半島との海峡が見えます。戸馳島から送電線が伸びていて、ずっと遠くまで巨大な鉄塔を伝って送電線がどこまでも続いてみるのが見えます。
巨大な鉄塔の下まで来ました。送電線にはものすごい電流が流れているのでしょう。
苓北火力線一三七号と杭が打たれていました。どうやら、はるばる苓北発電所から送られてきた電力が戸馳島の上を通って九州本渡に送られているようです。
ちなみに九州電力(株)苓北発電所はここです。
戸馳島の上を鉄塔と送電線が縦断しています。こんなところを送電線が通ってるんだなーと感慨深く思いながら先に進みました。
少し寂しい感じのカンネカズラ(葛)で鬱蒼とした細い道をひたすら進みます。
ハゼの木が有りました。実がロウソクの原料になる木です。子供の頃から触るとかぶれると話題になる木なので、田舎の育ちだと大体分かるはずです。
しかし、どこに行っても夏場はカンネカズラ(葛)が鬱蒼としています。
道がどんどん粗末なものになっていくので、大丈夫かと思っていたらどうには他の道に合流です。
奥の方に沢山のレジャーボートとそれを釣り上げるクレーンがありました。なるほどこうなっているのかと満足して今きた道を引き返します。
『戸馳島をハイキング(熊本県宇城市三角町) その3』へ続きます。