熊本県宇土市網田をハイキング その5
2012年7月27日。熊本県宇土市網田をハイキング その4の続きです。
いよいよ、笹山を目指します。写真は堂園地区の端っこにあった公園みたいなところ。祠みたな建物と少しの遊具が並んだ不思議なスペースです。馬つなぎ石みたいなものもあって歴史を感じます。
集落を抜けて少しずつ寂しい所になって来ました。 立派な里芋畑がありました。
立派な石垣の端は、立派な二車線の道路に続くT字路になっていました。地図によれば蒼土窯の前を通る立派な道路がここに合流している様です。
T字路の片隅には少し苔むした感じのプラスチックのベンチが置いてあり、横には水が湧いているところが有りました。ここで少し休憩させてもらいました。暑い日だったので木陰のベンチは助かります。
堂園の自販機で買ってきたアクエリアスと家から持ってきたおにぎりで、少し遅いランチにしました。
分かれ道に出ました。笹山、網引方面←→清水とありました。その時は笹山のことしか考えていませんでしたが、今あらためて地図などをみて調べてみると、清水というのは清水さん家とかじゃなくて清水という地区があるんですね。地図を見るとそれらしい集落があるのでいくらかの人が暮らしているようです。あんなところにも集落があるとは知りませんでした。機会があったら行ってみたいです。網田周辺の人は『開拓』と呼んでいるようなので、地域としては歴史的に比較的新しく開拓された場所なのかもしれません。網引方面というのも余り気にしていませんでしたが、網引町に抜けることが出来るみたいです。網引町には行った記憶がありませんが、高校生の頃に原チャリで山の中をうろうろしていた時に通ったことが有るような気がします。高度は大したことはないようですが、かなり山奥です。住吉町にも不知火町にも抜けることが出来る宇土半島を横断できる県道の中間地点にあるので、昔は行商や旅人の中継地点として栄えたのかもしれません。よく行く温泉のあじさいの湯に行く道をずっと奥の方まで行くと行けるんですね。知っていたような知らなかったような改めて再認識した感じです。
川のような水路が有りました。苔むしていて落ちたら這い上がれなさそうです。
人気がなくなり山の中っぽくなって来ました。コンクリート製のひび割れた細い道が続きます。
下が水に侵食されて池になっている竹やぶが有りました。神秘的です。
笹山の近くまで来ました。この道をずっと行けば網引町に抜けることが出来るのでしょう。昔、今のように海沿いの道がないころの人々はこの道をつかって行き来していたのかも知れません。
山の尾根というか、割と平坦な日当たりのいいところに出たので、木陰で休憩しました。地図を確認すると鉄塔が有るところが目標の笹山の頂上の様です。
Yahoo地図だと、目的地と撮影地点は上の様になっています。
休憩していた場所です。平坦な道路にちょうど木陰ができていたので、道路の真ん中に座って休憩しました。
笹山頂上に行くには、一度下って登るような感じになりました。少し鬱蒼とした道を下っているところです。
笹山の頂上はこの通りみかん畑でした。ここまで来るには結構な坂道を登ることになりますが、すぐ側まで車でも入ってこれそうです。
鉄塔もすぐそばにありましたが、木々や草が鬱蒼としていて鉄塔までは行けませんでした。冬場だといけるのでしょうか?
この後、笹山を下り迂回して傘瓜方面に行けるか試してみました。
『熊本県宇土市網田をハイキング その6』へ続く。