嘉悦儀三郎(かえつぎさぶろう)の干拓地を歩いてみた【4】
2012年6月13日。前回『嘉悦儀三郎(かえつぎさぶろう)の干拓地を歩いてみた【3】』の続きです。干拓地の端っこ、島山沿いの道を塩谷地区方面に向かいます。ビニールハウスが立ち並んでいます。
民家が立ち並ぶ集落が見えてきました。上網田町の塩谷地区です。
右前方に島山に登れそうな坂道がありそうです。記憶にない道です。
塩屋の水源です。宇土半島の集落にはこういうところが所々に点在しています。昔はここで、水をくんだり、野菜をあらったり、洗濯をしていました。
こんなふうな構造になっています。水源にはゴミが入らないようにカバーがしてあります。
水源の裏には天満宮さんがありました。歴史に疎い私にはよくわかりませんが、天満宮さんがいたるところにあります。
水源から天満宮さんの横を島山の上の方に道が伸びています。登ってみたくなりました。
坂の上まで来ました。こんなところを昇る車があるのか、カーブミラーがついています。
大岳さんと雄岳山が見えます。麓の集落は、上網田町の堂園、上床、中登、下戸田あたりの地区でしょうか。なかなかいい見晴らしです。
この鬱蒼としたところを抜けると先ほどの坂を登ったところに戻ります。
塩屋の公民館がありました。何か奥の方に立札があり気になりました。
島山は全体的に急傾斜地ばかりなので崩落の危険性がある場所が多いと思われます。
立札の後ろのフェンスは、崩落対策として平成17年度に建設したようです。
国道57号線です。嘉悦儀三郎の作った干拓地を抜けるこの部分は一直線です。こちらに帰省して家にいると夜中に、ブンブンブブブン♪と珍走団が走っている音を何度か聞きました。未だに珍走団が居るとは驚きでした。少し感動すら覚えました。田舎には今でも生息しているんですね。絶滅危惧種だと思っていました。国道57号線はカーブも少ないし夜は空き空きで走り易い事でしょう。熊本県警はきっと他のことで忙しいんですね。たぶん。
しばらくは57号線沿いを歩きました。国道から島山方面に伸びる道。
とうもろこしが植えられています。とうもろこしは買うこともありますがよく頂くので帰省してからは何度も食べています。この10年くらいコーンスープやサラダのトッピング以外にとうもろこしを食べた覚えがないのに、帰省してからはかなり食べました。
なんだか最近のビニールハウスは色々なギミックが搭載されていそうです。ハウスの横を開閉をするための滑車っぽいですね。
道路沿いの用水路です。今はしっかりコンクリートブロックで治水されています。昔は畑側は普通に泥で固めてあるだけでした。
ずっと歩いて行くと再びつりきち村が見えてきました。まるでこの記事はつりきち村のステマじゃないかと思われるほど、何度もつりきち村が出現しますw。是非夏休みはお子様連れでつりきち村へどうぞ!釣り堀以外にバーベキューも出来るよ!
交差点の電柱につりきち村の看板がありました。お近くまでお越しの際には是非お立ち寄り下さい。「世界でただ一つだけ、陸の海水釣り堀!!」だそうです。ホントかな?でも、きっと嘉悦儀三郎は泣いていると思う。
骨組みだけになったハウスがありました。
既に田植えされているところがありました。田植えはこれから本番になるはずですが、もしかしてこれは稲じゃなかったのでしょうか?
宇城広域連合北消防署網田分署が見えてきました。最近IT土方なんかにならないで消防士になりたかったなーとか考えたりすることもあったりします。
国道57号線にまた合流です。ここにも、つりきち村の看板がありました。タイ・チヌ・クロ等が釣れるようです。釣りをしたいけど道具がないという人にはいいかもしれません。私も久しぶりに釣りがしてみたいのですけど、釣具がないのでまた揃えるのが面倒ですね。中高生の頃に使っていた釣具は既にありませんでした。夏休み中毎日釣りをしていたのを思い出します。
ここで携帯電話の電池が切れたので、写真撮影は終わりました。本当は、この先にあるいきなり団子のお店辺りまでは写したかったのですが、他の記事で出ていると思うのでよしとします。